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というわけで、ここから何回かはこのお話です

あらすじ

以前、「お前の母さん契約者じゃね?」と言われたハイコドはその答えを見つけるべく母親に電話しようとするが・・・・


相変わらずの駄文ですがよろしくお願いします

拍手

_______________


・・・・・考えもしなかった
それは少し考えれば気づけただろう答えで
いや、本当は心のどこかでわかっていたけど封じ込めていたのかも知れない
それは両親がいなかった3年間、自分を捨てて二人ともパラミタでパートナーと冒険していたということだから

だけど、聞かないといけない
聞いてはっきりさせよう

そして一発ブン殴る!・・・・・・・・無理だろうけど

_______

6月下旬

「うーむ・・・・・」
ハイコドは悩んでいた

問いただすことは決まっている、その聞き方だ
例え中学三年間学校近くの山(の中のログハウス)で生活しろとか
金は渡すからがんばれ という置手紙を置いて蒸発したとはいえ大事な両親だ
乱暴な言葉で聞くのはなんかやだ
とかそんなことを考えて悩むこと早15分

しかしその悩みはすぐさま吹き飛ばされる

ジリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!(※着信音:黒電話)

「うわぁ!?」

手に持っていた携帯電話がいきなり鳴り出して驚く
だれじゃいこんな時に・・・・とか思いながら着信者名を見ると『母さん』と書いてあった

「・・・・・・・どんなタイミングだよ、まったく」
半ばあきれながら通話状態にする

「もしもし、母さん?」
『おー、久々ー』
17歳の息子を持つ親とは思えない若々しい声が聞こえる
次の瞬間、さっきの驚きは塵程度であると思い知らされる


『明後日、そっちに遊びに行くからお出迎えよろしく~』

「・・・は?」


_______________

~二日後 空京~

「紅音さん、相変わらずですわ」
周りをきょろきょろと白髪、ウサ耳の女性

「うん、正直私もびっくりした」
尻尾パタパタ 銀髪、狼耳の女の子

「というかワタシ以外は面識あるんだよな」
まぁ電話では話したことあるけどと、青髪ポニーテールの男性

「そろそろ約束の時間だけど・・・」
腕時計で時間を確認している 黒髪、男の子

四人は約束の時間にここ、空京の駅近くの喫茶店で待ち合わせをしていた
時刻は11:40分
約束の時間より5分早い

「ま、ゆっくり待とうか」
そうハイコドが言って四人はそれぞれコーヒーやジュースを注文することにした

~10分後~
「・・・・・・・おそい」
「いや、まだ5分しか遅れてないが」

少々いら付いているのか貧乏ゆすりをしながらハイコドは
「母さんなら例えどんなことが起こっても約束の時間には着いている、いや着いていなかったら母さんじゃない!」
と、断言
「いや、そこまで断言するって言うのもどうなのかとワタシは思うが・・・・」

銃型HCをいじりながら風花が
「何か事故があった、とかそういうことはありませんね・・・」
少し不安になってくる4人

「・・・探してみようか」
そう言って会計を済まそうとした時

「あぁん!ねぇちゃん今なんつった!こらぁ!」


あからさまなバラ実生の雄たけびが辺りに響く
「女の人か・・・・とりあえず様子を見てみるか」
信がそういって近づいていく
野次馬・・・というわけではないが何かあったらすぐに飛び出せるようにだ
幸い四人とも簡易ではあるが装備は持ってきている
というわけでちょっくら失礼しまーす・・・・・という感じで人ごみを掻き分けて


四人とも絶句した


8人の男を前にした女の人・・・それは


見た目は二十代半ば
背はソランと同じくらいだろうか
髪は腰まであり、燃えるような真紅色、それをポニーテールにしてまとめている
服はノースリーブのワンピース・・・・で下は長ジャージ
目は獣のごとくつり上がっており、男達を睨みつけている
その名は・・・・


竜螺緋音!ハイコドの母親であり今回の話の中心人物である!


「おい、ねぇちゃん!よくも俺たちのデートを邪魔してくれたなぁ!」
「デート?はっ!あんなの何処をどう見たって路地裏とか倉庫に連れ込んで(ピーー)して(ピーー)して(ぴーー)するようにしか見えなかったけどねぇ」

※(ピー) はここでは書けないような放送禁止用語です ご了承ください

すると男達は顔を真っ赤にして慌てふためき
「ばっ!バカヤロウ!んなことできっかよ!」
「なんだなんだ、揃いもそろって初心なのかい、そんな女をもう何人も知ってそうな体をして意外だねぇ!」
「このぉ!」
男の一人が殴りかかろうとしたのを顔に一文字傷があるボス格の男が制止する

「まちな、こんなところで殴り合いをしようとするんじゃねぇ・・・・ちと聞くがねぇちゃん名はなんていうんだ?」
「おぉ!ボスはそうやってどっしり構えていないとねぇ!!それでこそボスってもんだ、私の名は竜螺緋音!36歳、一児の母さ!ちなみに今日はその息子と会うために此処に来た!」

普通は名前だけ言うものだが何故か年齢と家族構成とかも言ってしまった
野次馬の中からは苦笑の声が聞こえる

そして、やらかしてくれました手下A
「ぶはははは!36だってよ!ババァじゃねぇか!ぶははh」
そこで手下Aの意識は途切れた
緋音がAの顔を鷲掴みし、電柱柱に叩きつけたのだ。この間わずか0,5秒

ずるり とAの体が崩れ、電柱柱はひびが入りパラパラ...とかけらが落ちる
ゆらぁ・・・と顔を上げ
だれが・・・・・・ババァだって・・・・・あぁん?
鬼、まさにその一文字がその時の緋音の表情を例えるのにふさわしかった
仲間がやられたことに1テンポ遅れて気づいた手下B~Gまでは緋音に襲いかかる!
が、緋音はスルリスルリとそれらの攻撃を避ける
・・・・・ついでに、野次馬の中からハイコドたちを見つけ
「おお、我が息子よ~たすけておくれ~おかあちゃんは巨漢達にやられそうだよー(棒読み)」
などと言うものだから (ご丁寧に指もさす)、手下たちと野次馬達の目線がハイコドたちに集中する!

((((やりやがった、あのやろう!!!!))))
精神感応やテレパシーを使ったわけではないが見事に四人の心がシンクロした
それと同時に手下B、C、Dがハイコドたちに襲いかかる

ちなみに装備は ハイコド:レガース、女王のバックラー ソラン:白の剣
風花:碧血のカーマイン(ゴム弾) 信:パチンコ

ご丁寧なテレフォンパンチで手下Bがソランに攻撃するが剣の鞘で拳を払うのと同時に手下Bの目に当てる
直後に水下に向けて石突をねじ込み、手から鞘を離しアッパーカットでKO。ブラインドナイブスである

ハイコドにはドスを持った手下Cが刺すために突っ込んできたが触れる直前にしゃがみ足払い、止めに体を回転させ叩きつけるように女王のバックラーを手下Cの後頭部に叩き込む
「あれハイコド、火術じゃ無いの?」
「こんなところで派手な魔法とか使ったらまたコントラクターの評判落ちるでしょ?」
なんてソランと話しながら

その様子に野次馬たちが「おぉー!」とか「いいぞもっとやれー!」などもはやヒーローショーを見ているようだ

手下Dは信がパチンコで狙ったり柄で殴ったりしてあっという間に逃亡
「よわっちいのがワタシのところに来てよかった」
しかし野次馬からは不評である

すると退屈そうに風花が
「あら?私のところにはきませんのね」
などとつぶやくが

むにゅ、もみもみ
「げへへへ・・・ねぇちゃんいい乳してるなぁ」
と手下Eが風花の胸を後ろから鷲掴みする
「あら、そうですかそれはよかったですわ・・・・・・・・これだから男は・・・・」
ギン!と風花の目が開き
スカートの中から碧血のカーマインを取り出し、一切振り返らず男の眉間に打ち込む
いくらゴム弾(薬莢の火薬量小)とは言え手下Eは頭を抑え転がる
しかしこれでは終わらない
「そんなことをする男はお仕置きしないと、ですわ・・・・・まず一発」
冷静に男の股間に打ち込む
「ぐえぇ!」
男がカエルのくたばるような声を上げるがゼロ距離連射
2発、3発、4発、5発・・・・ここで弾切れになる
「・・・・あら、もう終わりですか・・・なら」
と、野次馬の男どもを見て
「あなた方もよく見ておいてくださいね?女性の胸をいきなり揉む男はこうなりますから」

サイコキネシスで男の大事なモノ、水下、顎を右側から殴り倒すイメージで放った

手下Eは口から泡を吹き、野次馬の中からは苦しそうな顔をする男達が残ったという・・・

「風花怖っ・・・・・」
「いつもニコニコしているのが怒ると怖いの法則だね・・・」
「って、母さんの方は」
そう言ってハイコドたちが緋音の方を見ると

すでにフィニッシュであった

「みなさんご一緒に!キン肉バスター!ロメロスペシャル!」
すでにプロレスのテンションである
野次馬も次々とでる技の数々に歓声を上げている
「ん?あんたたちも終わった?・・・・で、どうするボスさん?」
緋音は始めから一切攻撃しなかったボスに声をかける

「ふっ、元はといえばそいつらが勝手にやったことだ俺はそいつらを連れて帰るだけさ。部下が無礼なこと言って済まなかったな」
「あはは、楽しかったからよかったさ」
しかし、ここまで大きな騒ぎとなると警察も黙っては居ない
すぐそこまでおまわりさんが追いかけてきていた

「やっばい!ほら!あんたら逃げるよ!」
すでにパラ実生?達は逃げて後はハイコドたちだけだ
「ちょっと!母さん!?にげるの!?」
「当たり前でしょ、捕まるとめんどいもん!」

ハイコドは走りながら気づいた
これから数日は本当に大変だ、と
それは他の三人も一緒である


激闘!?親子対決!! 第一話 竜螺緋音参上! 終
第二話へ続く
_________________

あとがき

・・・・・・・・・・・・えー、パソコンのフリーズにより計4回書き直しました
何度も同じ文を打つと余計な言葉とかわかりますね、ポジティブに考えましょう
じゃないとやってられません

激闘!?親子対決!! は何話続くかわかりません
3話かもしれないし10話行くかもしれません
よろしければ読み続けてくれるとありがたいです
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