ジーバルス家の行動日誌

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「そういえばエクルって誕生日いつ？」

「２３日じゃが？」

「信と３日違いだったんだね」

「ねえハコ、どうせなら一緒に誕生日パーティしたら？」


そんなこんなで始まった二人の合同誕生日
二人の好きなものをメニューに入れて、準備する
今回はホールケーキではなくカットケーキ
一人好きな味を２つまで
信とエクルのケーキにはろうそくを１本刺して火を灯す


「誕生日おめでとう！信、エクル」

「ありがとうなみんな」

「うむ！ありがとうなのじゃ！ハイコド、ソラン、風花！」

エクルはそう言うとろうそくの日を吹き消す
信もつられて火を消した

「そういえばエリィちゃんって何歳でしたっけ？」

そういえば僕もエクルの歳を聞いたことがなかった
ソラも信もそういえばと言いたそうな顔をしている

エクルはきょとんとしながら

「む、今日で１７歳じゃが？」

と、さらりと言った

訪れる沈黙、体感時間で１分位固まっていただろうか
一番初めに信が口を開いた

「・・・・・・なぁ、ワタシと同い年なのだが」

「何じゃと！？主はこの中で一番年上じゃと思っとったぞ！？」

エクルも信が自分と同い年だと知って驚いている
じゃなくて、驚いてるのはこっちなんですが

「あらあら、と言うことは兄妹みたいですわね」

風花が楽しそうに言うと二人は誰がコイツと！とハモって怒った

・・・・・確かに言われてみれば兄妹みたいだ
わがままな妹をいじって楽しむ兄、そんな風に見える

なんというか楽しそう



僕は
この二人はきっと、長い付き合いになるだろうなぁ.....
藍とエクルーのじゃれ合いをみてそう思えた