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~~~♪ ~~♫
信がオカリナを吹き、風花がメロディに合わせて体を揺らして鳴く
ソランがタンバリンを鳴らし、僕は見ている(オイ
いつも通りの楽しい日々
____________
「うりうり~」
「わーいわーい!」
信が風花の前足を持ってゆらりゆらりと動かす
「ホント風花も好きだよね、それ」
ソランが風花をぷにぷにとつつきながら言う
「だって信様やソラ姉様やハコ兄様と遊ぶのって楽しいですもの」
「おー言ってくれるねぇうりうり~」
そう言うと信は風花の脇腹あたりをコチョコチョしだす、風花はジタバタ暴れるが嫌ではなさそうだ
ふとテレビでニュースが流れる
「イナテミス郊外で殺人事件が発生しました、被害者はツァンダから旅行に来ていた26歳の女性で外傷から.....」
「なんだか事件が絶えないね」
ハイコドが吐き出すようにつぶやく
「仕方ないさ、人間というのはそういうもんだ・・・ワタシだって・・・・?」
「信、どうかした?」
「い、いや・・・なんでもない、スマンが部屋に戻る・・・」
風花にスマンなとだけ言って信は二階へ上がっていった
「信様どうしたんでしょう?」
「さぁ?どうせ大したことないでしょ」
ソランはそう言いはしたが風花は信のことが心配になった
ソランは知らないようだが近頃の信は何か深刻そうな顔をしていたと思ったらピクッっと震え辺りをキョロキョロ見て首をかしげていつも通りに動く・・・そんなことが最近多い
そのことを信に言ってみても 「む・・・そうか、なんだか最近記憶がおかしくなるというか・・・時間が飛ぶんだよなぁ・・・・うーむ」 としかならない
・
・
・
~信の部屋~
どうなっている!ワタシは一体どうした!?
ワタシだって・・・・その後なんて言おうとした?
「ふざけんなよ・・・・『ワタシだって殺しくらいしたことがある』だと・・・・」
何かがおかしい、前に風花がワタシの様子がおかしいと言ってくれたことがある
まるで記憶が一部分すっぽり抜けたような
そしてさっきのニュース
殺人・・・・・殺人者・・・・・・殺人・・・・・鬼?
『いやああああああ!来ないで!誰か助けて!!!』
『また殺人鬼が出たんだとよ・・・』『かわいそうに、嫁入り直前だったらしいぞ』
『もう・・・・殺して・・・・・早く殺してえええええええ!』
『殺人鬼か・・・面白いストックにしよう』
『お前は殺人鬼だからなぁ、人の血を吸ってるから面白い鎧ができそうだ』
『んー思ったより平凡だなぁ・・・殺人鬼もそんなに変わらないってことか』
『ストックはまだあるし・・・破棄しとこ』
『そうだ!面白いから呪いかけておこうかな・・・・恋愛すると爆発するとか!いいねこのアイディア!あと覚えていたら面倒だし思い出したら記憶も消してっと』
『これで完了っと、じゃあね殺人鬼クン』
いくつもの映像と悲鳴とささやき声が一度に聞こえてくる、まるで走馬灯のように
「あはは・・・・・そうか、ワタシは・・・・」
鬼だったんだ
ドアがノックされ、思わず体がビクッと反応する
聞かれたか?
「信様~入りますよ~」
風花か・・・・
「あぁいいよ」
人の姿の風花は丁寧にドアを開け、閉めた
「信様、大丈夫ですか?顔色がよろしくないみたいですが・・・」
心配そうにワタシの顔を見てくる
さっきの事を気づかれてはいけない、ともかくいつも通りにしていよう
頭をワシワシと撫でてやる
「は~う~、何するんですか~やめて下さい~」
目を回しながら風花が言う、可愛いやつめ
「人の心配よりも自分の心配をするんだな、うりうり」
「あ~う~」
これ以上はかわいそうだから止めておこう
「うう・・・具合悪くなってきましたわ・・・少し横になってますね」
そう言うと風花は兎の姿になってポフッっとベットで横になってしまった
「やりすぎたかな・・・」
さて、自分の事だな・・・・ってあれ?
そこでワタシはあることに気づいた今までの経験から言えばそろそろ記憶消去が起こるはずだが
何も変化は起こらない
原因はわからないがどうやら自分の過去のことは思い出せた・・・・・・・・けど
「なんちゅう過去だよ・・・・・言えない、絶対にハイコド達に言えない」
3人ならそれがどうしたとか言ってくれるだろう、そう思っているが
もし、そうでなかったら?拒絶されたら?
その場合のビジョンが鮮明に映し出される
ワタシはふるふると頭を振って考えるのを辞めにした、これ以上はマズイ・・・ネガティブになりすぎる
とりあえずこの事はワタシの中だけでしまっておこう
でも・・・・・・・・殺人鬼はないだろ・・・・・なぁ?
ワタシは手に握っていたオカリナを見た
「・・・・・・」
吹こうとしたがダメだった、指が震え、口が強張り、吹くことが出来なかった
「風花・・・ワタシはどうすればいい?」
二段ベットの下ですやすやと寝ている兎の頭を撫でてそうつぶやいた
おしまい
「うりうり~」
「わーいわーい!」
信が風花の前足を持ってゆらりゆらりと動かす
「ホント風花も好きだよね、それ」
ソランが風花をぷにぷにとつつきながら言う
「だって信様やソラ姉様やハコ兄様と遊ぶのって楽しいですもの」
「おー言ってくれるねぇうりうり~」
そう言うと信は風花の脇腹あたりをコチョコチョしだす、風花はジタバタ暴れるが嫌ではなさそうだ
ふとテレビでニュースが流れる
「イナテミス郊外で殺人事件が発生しました、被害者はツァンダから旅行に来ていた26歳の女性で外傷から.....」
「なんだか事件が絶えないね」
ハイコドが吐き出すようにつぶやく
「仕方ないさ、人間というのはそういうもんだ・・・ワタシだって・・・・?」
「信、どうかした?」
「い、いや・・・なんでもない、スマンが部屋に戻る・・・」
風花にスマンなとだけ言って信は二階へ上がっていった
「信様どうしたんでしょう?」
「さぁ?どうせ大したことないでしょ」
ソランはそう言いはしたが風花は信のことが心配になった
ソランは知らないようだが近頃の信は何か深刻そうな顔をしていたと思ったらピクッっと震え辺りをキョロキョロ見て首をかしげていつも通りに動く・・・そんなことが最近多い
そのことを信に言ってみても 「む・・・そうか、なんだか最近記憶がおかしくなるというか・・・時間が飛ぶんだよなぁ・・・・うーむ」 としかならない
・
・
・
~信の部屋~
どうなっている!ワタシは一体どうした!?
ワタシだって・・・・その後なんて言おうとした?
「ふざけんなよ・・・・『ワタシだって殺しくらいしたことがある』だと・・・・」
何かがおかしい、前に風花がワタシの様子がおかしいと言ってくれたことがある
まるで記憶が一部分すっぽり抜けたような
そしてさっきのニュース
殺人・・・・・殺人者・・・・・・殺人・・・・・鬼?
『いやああああああ!来ないで!誰か助けて!!!』
『また殺人鬼が出たんだとよ・・・』『かわいそうに、嫁入り直前だったらしいぞ』
『もう・・・・殺して・・・・・早く殺してえええええええ!』
『殺人鬼か・・・面白いストックにしよう』
『お前は殺人鬼だからなぁ、人の血を吸ってるから面白い鎧ができそうだ』
『んー思ったより平凡だなぁ・・・殺人鬼もそんなに変わらないってことか』
『ストックはまだあるし・・・破棄しとこ』
『そうだ!面白いから呪いかけておこうかな・・・・恋愛すると爆発するとか!いいねこのアイディア!あと覚えていたら面倒だし思い出したら記憶も消してっと』
『これで完了っと、じゃあね殺人鬼クン』
いくつもの映像と悲鳴とささやき声が一度に聞こえてくる、まるで走馬灯のように
「あはは・・・・・そうか、ワタシは・・・・」
鬼だったんだ
ドアがノックされ、思わず体がビクッと反応する
聞かれたか?
「信様~入りますよ~」
風花か・・・・
「あぁいいよ」
人の姿の風花は丁寧にドアを開け、閉めた
「信様、大丈夫ですか?顔色がよろしくないみたいですが・・・」
心配そうにワタシの顔を見てくる
さっきの事を気づかれてはいけない、ともかくいつも通りにしていよう
頭をワシワシと撫でてやる
「は~う~、何するんですか~やめて下さい~」
目を回しながら風花が言う、可愛いやつめ
「人の心配よりも自分の心配をするんだな、うりうり」
「あ~う~」
これ以上はかわいそうだから止めておこう
「うう・・・具合悪くなってきましたわ・・・少し横になってますね」
そう言うと風花は兎の姿になってポフッっとベットで横になってしまった
「やりすぎたかな・・・」
さて、自分の事だな・・・・ってあれ?
そこでワタシはあることに気づいた今までの経験から言えばそろそろ記憶消去が起こるはずだが
何も変化は起こらない
原因はわからないがどうやら自分の過去のことは思い出せた・・・・・・・・けど
「なんちゅう過去だよ・・・・・言えない、絶対にハイコド達に言えない」
3人ならそれがどうしたとか言ってくれるだろう、そう思っているが
もし、そうでなかったら?拒絶されたら?
その場合のビジョンが鮮明に映し出される
ワタシはふるふると頭を振って考えるのを辞めにした、これ以上はマズイ・・・ネガティブになりすぎる
とりあえずこの事はワタシの中だけでしまっておこう
でも・・・・・・・・殺人鬼はないだろ・・・・・なぁ?
ワタシは手に握っていたオカリナを見た
「・・・・・・」
吹こうとしたがダメだった、指が震え、口が強張り、吹くことが出来なかった
「風花・・・ワタシはどうすればいい?」
二段ベットの下ですやすやと寝ている兎の頭を撫でてそうつぶやいた
おしまい
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