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今日はハコ兄様たちは新しい装備のテストということでヒラニプラに行っておりますわ~
という訳で今日は私がお店番ですの~
という訳で今日は私がお店番ですの~
______________
「いぃぃぃぃ.....やっふぅぅぅぅ!!!」
何かが俺の背後にそびえ立つ崖から落下してきた
黒点の様に小さかった点は次第に近づいて
ズドンと耳を塞ぎたくなるような轟音と土煙を撒き散らした
「まったく・・・本来は俺を装着して装備する物だというのに」
土煙が収まると落下してきたモノがゆっくりと立ち上がった
「とはいえ、いつ如何なる時でも使えるようにしないとさ」
長髪の黒髪、ヒトで言う耳の位置には狼の耳がピコピコと周囲の音を聞くために動き回っていて
ズボンに開けられた尻尾専用の穴からはきめ細かいとは言いがたい黒毛の狼の尻尾が生えていた
竜螺 ハイコド、俺のパートナーで装着者であり相棒
性格は実年齢よりも落ち着きはあるが、自分の愛するものに忍び寄る影があれば即座に粉砕する・・・といえば聞こえがいいが要するに婚約者にベッタリなラブラブバカップルの片割れなわけで
契約者としての実力は1人前・・・なのだが自身の母親と比べてまだまだ半人前と思っている
今日は新装備のテストということでヒラニプラ郊外の荒地に来ていた
脚部ブースター付き装甲、名称:ブリッツブラスト(強襲する突風)
元々はセドネイルを引きずるからどうにかしようというものだった
しかし出来てみればどういうことだか空中浮遊できるわ逆関節の構造のお陰で今まで出来なかった動きができるようになったわ開発中の新型ボードに補助ブースターにもなるわいい事尽くしだったのだ
現に40m上空から落下してもびくともしない衝撃吸収
しかし言いたい、せめて俺を装着して試して欲しかった、股関節が気になる
「しっかしエライもの頼んだな、イコンの装甲で出来ているんだろそれ?」
「ああ、プラヴァーの(廃棄)装甲を使っているから頑丈だよ」
そう言うことではない
イコンの装甲を使うということはそれこそ超重量の鉄塊を身につけるようなものだ
走る、跳ぶ、飛ぶ、それくらいなら人工筋肉が補助してくれる
だがハイコドが最も使いそうな「蹴る」これはどうだ?
蹴る際には支えが己の脚になる、長時間の戦闘になれば契約者といえども負担がかかるはずだ
・・・・そこも俺が頑張ればいいのか
自分の足がいつかちぎれない事を祈ることにした
「うおっ!?」
バシュッ!とブリッツブラストの排気口から圧縮された空気と余剰エネルギーが放出された
ハイコドが抱えていたウルフェイスアーマーから電子音が聞こえてくる
『イマノショウゲキデ、データガショウシツシマシタアンゼンノタメキョウセイシュウリョウシマス....』
「・・・・・」
「・・・・・」
ちなみに飛空艇がある義手職人のおっさんの工房に戻るには今背後にそびえ立つ崖を登らなければならない(約40mの断崖絶壁)
「信、携帯は?」
「バッテリー切れ」
「通話に使うかGPSに使うかの残量」
「これどうする」
「背負って登るしかあるまいて」
「ですよねー」
せーの
「「誰か助けてーーーーーーーーー!」」
数時間後、通りかかった教導団の人たちに救われたとさ
おしまい
「いぃぃぃぃ.....やっふぅぅぅぅ!!!」
何かが俺の背後にそびえ立つ崖から落下してきた
黒点の様に小さかった点は次第に近づいて
ズドンと耳を塞ぎたくなるような轟音と土煙を撒き散らした
「まったく・・・本来は俺を装着して装備する物だというのに」
土煙が収まると落下してきたモノがゆっくりと立ち上がった
「とはいえ、いつ如何なる時でも使えるようにしないとさ」
長髪の黒髪、ヒトで言う耳の位置には狼の耳がピコピコと周囲の音を聞くために動き回っていて
ズボンに開けられた尻尾専用の穴からはきめ細かいとは言いがたい黒毛の狼の尻尾が生えていた
竜螺 ハイコド、俺のパートナーで装着者であり相棒
性格は実年齢よりも落ち着きはあるが、自分の愛するものに忍び寄る影があれば即座に粉砕する・・・といえば聞こえがいいが要するに婚約者にベッタリなラブラブバカップルの片割れなわけで
契約者としての実力は1人前・・・なのだが自身の母親と比べてまだまだ半人前と思っている
今日は新装備のテストということでヒラニプラ郊外の荒地に来ていた
脚部ブースター付き装甲、名称:ブリッツブラスト(強襲する突風)
元々はセドネイルを引きずるからどうにかしようというものだった
しかし出来てみればどういうことだか空中浮遊できるわ逆関節の構造のお陰で今まで出来なかった動きができるようになったわ開発中の新型ボードに補助ブースターにもなるわいい事尽くしだったのだ
現に40m上空から落下してもびくともしない衝撃吸収
しかし言いたい、せめて俺を装着して試して欲しかった、股関節が気になる
「しっかしエライもの頼んだな、イコンの装甲で出来ているんだろそれ?」
「ああ、プラヴァーの(廃棄)装甲を使っているから頑丈だよ」
そう言うことではない
イコンの装甲を使うということはそれこそ超重量の鉄塊を身につけるようなものだ
走る、跳ぶ、飛ぶ、それくらいなら人工筋肉が補助してくれる
だがハイコドが最も使いそうな「蹴る」これはどうだ?
蹴る際には支えが己の脚になる、長時間の戦闘になれば契約者といえども負担がかかるはずだ
・・・・そこも俺が頑張ればいいのか
自分の足がいつかちぎれない事を祈ることにした
「うおっ!?」
バシュッ!とブリッツブラストの排気口から圧縮された空気と余剰エネルギーが放出された
ハイコドが抱えていたウルフェイスアーマーから電子音が聞こえてくる
『イマノショウゲキデ、データガショウシツシマシタアンゼンノタメキョウセイシュウリョウシマス....』
「・・・・・」
「・・・・・」
ちなみに飛空艇がある義手職人のおっさんの工房に戻るには今背後にそびえ立つ崖を登らなければならない(約40mの断崖絶壁)
「信、携帯は?」
「バッテリー切れ」
「通話に使うかGPSに使うかの残量」
「これどうする」
「背負って登るしかあるまいて」
「ですよねー」
せーの
「「誰か助けてーーーーーーーーー!」」
数時間後、通りかかった教導団の人たちに救われたとさ
おしまい
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