×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あらすじ
ハイコドとソランは緋音に連れられパラミタを離れ地球で修行させられることになった
しかし修行期間はまさかの無期限!
ハイコドとソランは緋音に連れられパラミタを離れ地球で修行させられることになった
しかし修行期間はまさかの無期限!
____________
「おい・・・・無期限ってなんだよ」
ハイコドは緋音に掴みかかろうとしたがシートベルトで動けず掴みかかることは出来なかった
まるで本当の狼みたく唸っている・・・・
迫力が凄まじかったのか緋音はぎりぎりまで離れるように体を動かした
「待った待った、無期限って言ったのはあれだよノルマをクリアしたらすぐ帰れるってことだよ」
緋音が言った事が分かってソランはひとまずほっとしたがハイコドはまだ唸っていたが少しずついつも通りに戻っていった
「ハコ、頑張ればすぐ帰れるかも知れないんだよがんばろ?」
「むー・・・大体何でこのタイミングなんだよ」
苛立ちを隠せなかった
クリスマスまであと一ヶ月、下手すれば無人島でクリスマスを過ごしかねない
「そんなのあたしが青丹(夫)と過ごせない腹いせだけど?」
なんとも単純で自己中心的な理由を言った緋音に二人はギャーギャー喚いて抗議した
緋音はたまらず耳を塞いで顔を背ける

「あーもーうっさい、こっちのノルマをクリアすればさっさと帰れるんだからよ」
「理由が許せないんだよ!」
「いくらおばさまとはいえ許せないよ!」
結局二人は地球に着くまで落ち着く事はなかった・・・・
____________
次の日
沖縄、那覇市からどれくらいか離れた無人島
ハイコドとソランはパワードインナーを着せられ砂浜で準備運動をしていた
ともかく昨日今日で緋音からこなさないといけないノルマは言われている
ハイコド:オブスタクル・ブレイカーになれる、緋音との戦闘で何かしらの成果をあげる
ソラン:光白椿を抜刀してまともに扱えるようにする
これが二人に対する最低条件だった
「とは言ってもねぇ・・・・・はぁ」
ソランは目標への壁が途方もなく大きい壁に感じられた
父から光白椿を渡されそれを抜くことを目標として頑張ってきたが一度も抜くことは出来なかった
いや、厳密に言えば少しは抜くことが出来た
光白椿は魔力が込められた刀で3本の紐で鞘と鍔を固定されていて力を込めれば紐が解けて刀が抜けるようになっている
現在ソランは3本の内1本だけ解くことが出来たがそれ以上は進めていなかった
「どうすればこの紐解けるんだろう」
手に持った光白椿をじっと見つめるが答えなど見つからず
ただただため息を付くことしか出来なかった
そもそも白椿とは言うけど鞘には一切白色が使われていない
真っ黒な鞘に炎が描かれていてこれでは黒椿だ
もしかしたら刀身が白色なのでは?と考えたが抜刀できないことにはわからない
またもため息をつくことになった
そこにこれまたパワードインナーを着てその上にパーカーを羽織った緋音が来て軽く準備運動をしたあと
「うーし、それじゃ始める前に・・・」
中腰になって左足右手を前に出し
「おい・・・・無期限ってなんだよ」
ハイコドは緋音に掴みかかろうとしたがシートベルトで動けず掴みかかることは出来なかった
まるで本当の狼みたく唸っている・・・・
迫力が凄まじかったのか緋音はぎりぎりまで離れるように体を動かした
「待った待った、無期限って言ったのはあれだよノルマをクリアしたらすぐ帰れるってことだよ」
緋音が言った事が分かってソランはひとまずほっとしたがハイコドはまだ唸っていたが少しずついつも通りに戻っていった
「ハコ、頑張ればすぐ帰れるかも知れないんだよがんばろ?」
「むー・・・大体何でこのタイミングなんだよ」
苛立ちを隠せなかった
クリスマスまであと一ヶ月、下手すれば無人島でクリスマスを過ごしかねない
「そんなのあたしが青丹(夫)と過ごせない腹いせだけど?」
なんとも単純で自己中心的な理由を言った緋音に二人はギャーギャー喚いて抗議した
緋音はたまらず耳を塞いで顔を背ける
「あーもーうっさい、こっちのノルマをクリアすればさっさと帰れるんだからよ」
「理由が許せないんだよ!」
「いくらおばさまとはいえ許せないよ!」
結局二人は地球に着くまで落ち着く事はなかった・・・・
____________
次の日
沖縄、那覇市からどれくらいか離れた無人島
ハイコドとソランはパワードインナーを着せられ砂浜で準備運動をしていた
ともかく昨日今日で緋音からこなさないといけないノルマは言われている
ハイコド:オブスタクル・ブレイカーになれる、緋音との戦闘で何かしらの成果をあげる
ソラン:光白椿を抜刀してまともに扱えるようにする
これが二人に対する最低条件だった
「とは言ってもねぇ・・・・・はぁ」
ソランは目標への壁が途方もなく大きい壁に感じられた
父から光白椿を渡されそれを抜くことを目標として頑張ってきたが一度も抜くことは出来なかった
いや、厳密に言えば少しは抜くことが出来た
光白椿は魔力が込められた刀で3本の紐で鞘と鍔を固定されていて力を込めれば紐が解けて刀が抜けるようになっている
現在ソランは3本の内1本だけ解くことが出来たがそれ以上は進めていなかった
「どうすればこの紐解けるんだろう」
手に持った光白椿をじっと見つめるが答えなど見つからず
ただただため息を付くことしか出来なかった
そもそも白椿とは言うけど鞘には一切白色が使われていない
真っ黒な鞘に炎が描かれていてこれでは黒椿だ
もしかしたら刀身が白色なのでは?と考えたが抜刀できないことにはわからない
またもため息をつくことになった
そこにこれまたパワードインナーを着てその上にパーカーを羽織った緋音が来て軽く準備運動をしたあと
「うーし、それじゃ始める前に・・・」
中腰になって左足右手を前に出し
両手の指を軽く曲げまるで動物の爪のように
全体重を前にだけかけて
「不殺ず殺し合おうぜぇ.....」
いきなりの戦闘開始となった
「「ぎゃあああああああああああ!」」
もちろん準備などできていなかった二人は一瞬で投げ飛ばされた
しかもよりによって海に向かって
どぼーん と豪快な音を立てながら海水が雨のように降り注いだ
____________
「おまえら・・・・弱くね?」
ゼーハーゼーハーとハイコドとソランは潰れたカエルのように砂浜に転がっていた
アレから合計47回投げ飛ばされた
緋音は擦り傷と切傷と打撲程度だったがリジェネレーションですぐに回復終了
「あ、あんたがむちゃくちゃなんだよ・・・・」
「う、腕が動かない・・・あう」
二人とも何度も砂と海面に体を打ちつけられた所為かピクピクふるえるしか出来なかった
「お前らなぁ・・・まぁ何発かもらったからそれだけ進歩してるってことか」
よいせっ、と言いながらハイコドのインナーの首元をガシっと掴み急遽建てたプレハブ小屋の中へ投げ込んだ
「ぐえっ」
潰れたカエルのように肺から空気が漏れみっともない声が出る
対照的にソランはお姫様抱っこでプレハブ小屋へ運ばれた
「・・・・・この扱いの差はなんなんだよ」
「悪いが夫以外の男に関して手加減はしねー、女の子は指先に卵を乗せるように運ぶのみ!」
「女尊男卑だあああああああああああああ!!!!!」
ただ虚しくその叫びが無人島に響いた
続く!
全体重を前にだけかけて
「不殺ず殺し合おうぜぇ.....」
いきなりの戦闘開始となった
「「ぎゃあああああああああああ!」」
もちろん準備などできていなかった二人は一瞬で投げ飛ばされた
しかもよりによって海に向かって
どぼーん と豪快な音を立てながら海水が雨のように降り注いだ
____________
「おまえら・・・・弱くね?」
ゼーハーゼーハーとハイコドとソランは潰れたカエルのように砂浜に転がっていた
アレから合計47回投げ飛ばされた
緋音は擦り傷と切傷と打撲程度だったがリジェネレーションですぐに回復終了
「あ、あんたがむちゃくちゃなんだよ・・・・」
「う、腕が動かない・・・あう」
二人とも何度も砂と海面に体を打ちつけられた所為かピクピクふるえるしか出来なかった
「お前らなぁ・・・まぁ何発かもらったからそれだけ進歩してるってことか」
よいせっ、と言いながらハイコドのインナーの首元をガシっと掴み急遽建てたプレハブ小屋の中へ投げ込んだ
「ぐえっ」
潰れたカエルのように肺から空気が漏れみっともない声が出る
対照的にソランはお姫様抱っこでプレハブ小屋へ運ばれた
「・・・・・この扱いの差はなんなんだよ」
「悪いが夫以外の男に関して手加減はしねー、女の子は指先に卵を乗せるように運ぶのみ!」
「女尊男卑だあああああああああああああ!!!!!」
ただ虚しくその叫びが無人島に響いた
続く!
PR
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment form