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さて、始まりました
うさぎたちの収穫祭!
うさぎたちの収穫祭!
____________
説明しよう!竜螺家ではわたげうさぎ達に頼んで1羽から少しずつ毛を分けてもらっているのだ!
(その毛で毛糸の手袋とかマフラーを作っている)
「というわけなのですわ・・・お願いできます?」
(いいよー)
(ぼくもー)
(あ、代わりにおいしいご飯頂戴!)
「わかりましたわ~」
ちなみに竜螺家のうさぎは怪我をしているうさぎを見つけたり空腹のうさぎを半ば保護の様にしているため増えたり減ったり、人を警戒しているうさぎなども居るため一旦風花が話して了解を得てから毛を摘ませてもらうのだ
そして全部の毛を取るわけではないのでバリカンではなく鋏を使う
「それではここにコロンって寝転がってくださいですわ」
トコトコ....コロン
チョキチョキチョキチョキ......
「はい、ありがとうございますですわ~」
(ふーかさんの頼みだからね~)
トコトコ
「のう、信」
「ん?」
「これほどうさぎがおると少量ずつでも結構な量になるの」
風花が刈り取った毛を信とエクルが解して紡ぎ、糸にしていく
わたげうさぎの毛はとても軽く、糸にすると持っている感覚すら無くなる
エクルのそばに置かれた籠にはすでに毛糸玉が2つ分出来上がっていた
刈り取るうさぎの数はあと数羽
少し多めに貰えればあと一つはできそうだった
(毛糸玉だ~)
(僕らの毛だ~)
(ころがせー)
「あ、こら!お前ら!」
(にげろー!)
(わーいわーい!鬼ごっこ-)
眼を離した隙に毛を切ったうさぎたちが毛糸玉で遊びはじめてしまって信は毛糸玉を取り返そうとするが
契約者とはいえ人間がうさぎに追いつくわけもなく
「ぜーはー....ぜーはー....」
「ほれ、水飲むか?」
「さんきゅ・・・・ぷはぁ」
「こんにゃろ・・・魔鎧を馬鹿にしやがってうさぎ共め・・・」
「毛糸玉ならここにあるぞ?」
エクルはサッ、と懐から毛糸玉を取り出した
生まれる一瞬の凍りつく空気
次の瞬間、エクルのデコから小気味良いパァン!という音がした
「何をデコピンするんじゃ、たわけ!!!」
「なんでお前がそれ持ってんだよ!?」
「風花に頼んだんじゃよ!うさぎたちに返してくれって言って欲しいのじゃ、って!」
「・・・・・それを早く言えよ!」
「主が言わせてくれんかったんじゃろ!?」
グギギギギ.....と睨み合う二人
その隣では
「はい、おしまい」
(僕らのおもちゃも作って~)
「毛糸が余ったら作ってあげますわ」
(約束だよー!)
「はい、約束ですわ」
風花がうさぎのうち1羽を抱きかかえて頬ずりするとても可愛らしい絵になっていた
おしまい・・・・?
「そういえば」
「どうしたんじゃ?」
「お前のそれ、摘めない?」
信が指さすのはエクルの頭
そこには見事なコットンボールが数個
「あぁ、取れるぞ?」
そう言うとエクルは綿花から綿を一気にもぎ取って信に渡した
「・・・・・・・・・・・これが大体4日に1回?」
「うむ、そうじゃ」
「・・・・お前便利だな」
「なんじゃか喜んでいいのか、皮肉と受け取っていいのかわからんのぅ」
こうしていさり火ではわたげうさぎの毛と綿の混合された手袋やマフラーが売り出されることになった
今度こそおしまい
説明しよう!竜螺家ではわたげうさぎ達に頼んで1羽から少しずつ毛を分けてもらっているのだ!
(その毛で毛糸の手袋とかマフラーを作っている)
「というわけなのですわ・・・お願いできます?」
(いいよー)
(ぼくもー)
(あ、代わりにおいしいご飯頂戴!)
「わかりましたわ~」
ちなみに竜螺家のうさぎは怪我をしているうさぎを見つけたり空腹のうさぎを半ば保護の様にしているため増えたり減ったり、人を警戒しているうさぎなども居るため一旦風花が話して了解を得てから毛を摘ませてもらうのだ
そして全部の毛を取るわけではないのでバリカンではなく鋏を使う
「それではここにコロンって寝転がってくださいですわ」
トコトコ....コロン
チョキチョキチョキチョキ......
「はい、ありがとうございますですわ~」
(ふーかさんの頼みだからね~)
トコトコ
「のう、信」
「ん?」
「これほどうさぎがおると少量ずつでも結構な量になるの」
風花が刈り取った毛を信とエクルが解して紡ぎ、糸にしていく
わたげうさぎの毛はとても軽く、糸にすると持っている感覚すら無くなる
エクルのそばに置かれた籠にはすでに毛糸玉が2つ分出来上がっていた
刈り取るうさぎの数はあと数羽
少し多めに貰えればあと一つはできそうだった
(毛糸玉だ~)
(僕らの毛だ~)
(ころがせー)
「あ、こら!お前ら!」
(にげろー!)
(わーいわーい!鬼ごっこ-)
眼を離した隙に毛を切ったうさぎたちが毛糸玉で遊びはじめてしまって信は毛糸玉を取り返そうとするが
契約者とはいえ人間がうさぎに追いつくわけもなく
「ぜーはー....ぜーはー....」
「ほれ、水飲むか?」
「さんきゅ・・・・ぷはぁ」
「こんにゃろ・・・魔鎧を馬鹿にしやがってうさぎ共め・・・」
「毛糸玉ならここにあるぞ?」
エクルはサッ、と懐から毛糸玉を取り出した
生まれる一瞬の凍りつく空気
次の瞬間、エクルのデコから小気味良いパァン!という音がした
「何をデコピンするんじゃ、たわけ!!!」
「なんでお前がそれ持ってんだよ!?」
「風花に頼んだんじゃよ!うさぎたちに返してくれって言って欲しいのじゃ、って!」
「・・・・・それを早く言えよ!」
「主が言わせてくれんかったんじゃろ!?」
グギギギギ.....と睨み合う二人
その隣では
「はい、おしまい」
(僕らのおもちゃも作って~)
「毛糸が余ったら作ってあげますわ」
(約束だよー!)
「はい、約束ですわ」
風花がうさぎのうち1羽を抱きかかえて頬ずりするとても可愛らしい絵になっていた
おしまい・・・・?
「そういえば」
「どうしたんじゃ?」
「お前のそれ、摘めない?」
信が指さすのはエクルの頭
そこには見事なコットンボールが数個
「あぁ、取れるぞ?」
そう言うとエクルは綿花から綿を一気にもぎ取って信に渡した
「・・・・・・・・・・・これが大体4日に1回?」
「うむ、そうじゃ」
「・・・・お前便利だな」
「なんじゃか喜んでいいのか、皮肉と受け取っていいのかわからんのぅ」
こうしていさり火ではわたげうさぎの毛と綿の混合された手袋やマフラーが売り出されることになった
今度こそおしまい
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