ジーバルス家の行動日誌

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「ふえー・・・終わったー」

とりあえず今来ていたお客を捌き終え、ハイコドが店舗から戻ってきた

「あれ？ねぇエクル、風花は？」

「風花ならうさぎたちの散歩に行ったぞ？しかしまぁよくこんな寒い時に行けるものじゃの」

エクルはソファに寝っ転がって頬杖付きながらバリボリとせんべいを食べて向かいにある３７型テレビに写っているワイドショーを見ていた
ハイコドは思わずお前は掃除を終えた専業主婦か、と突っ込みたくなったが止しておいた

『ただいま胸のサイズを気にしている女性の方に新たな情報が！』

とアナウンサーが街中を移動して、ある所で止まった

『なんと！鶏肉を食べて運動するとバストサイズがアップするとの学説が有るそうなんです！』

「ふ、ふん！どうせ農村から鶏肉の消費量を増やすように頼まれたのじゃろ？」

エクルは全身をプルプル震わせながらそう言ったがどう見ても今すぐフライドチキン屋とか肉屋に飛び出したいという気持ちが見え見えであった

「・・・かんがえてみたら、風花もソランも・・・・」

ばくばくばく

もぐもぐもぐ

「食べてるな、美味しそうに」

洗濯物を取り込んでいた信がいきなり声をかけてきた

「もしかしたら本当に効果あるかもな、食べればいいじゃないかデコ娘」

「誰がデコ娘じゃ！！！」

そこからは信がエクルを弄るターンとなってしまったのでカット



-夕飯-

そこには鶏肉を使った料理が数多く並べられたという