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・・・うーん、ふーちゃんがいなくなってから信がくらい・・・・
とりあえず本人に心当たりが無いか聞いてみようかな
_____________________
ふーちゃんがいなくなってから9日目
「信、入るよ?」
話を聞くためとりあえず信の部屋に来てみた
「んー、いいぞー」
声からしてとりあえずいつもどおりではあるようだ
ガチャリとドアを開ける
信は火薬を調合して自作かんしゃく玉を作っていた
法律的にはだいじょうぶだよね?
「あ、あまり近づかないでな、火術が暴走してドカンなんて嫌だから、うん」
「ひ、酷っ!人を危険爆発物みたいに!」
「だれもそこまで言ってないだろ・・・」
そこでふと、部屋を見回した
信の部屋はシンプルで本棚、机、ベット、テレビ以外家具はない
・・・僕も人のことはあまり言えないが
セフィロトボウや矢が置いてある、本棚の本で一箇所出っ張っているところがあったので調べてみると本が隠されていた・・・・本のタイトルは【アンゴラウサギの飼い方】・・・
「ねぇ、信」
「なんだ?」
「ふーちゃんのこt」
そこまで言ったときバコン!と爆発音がした
思わず信の方を見ると・・・
「うえーーーーーん!!ふーちゃーーーん、どこいったのーーー!!?」
・・・どうやらNGワードだったらしい、火薬を置いていたところに突っ伏して泣いている
爆発もそうだけど、あれじゃ火薬が全滅だろう・・・・
「ねぇ信、いなくなる前に何か変わったことなかった?」
「ゔぅ・・・そんな事言われたって、いつもと変わらなかったぞ・・・ぐすっ」
「うーん・・・」
なにか原因が無いか考えているとき、事態は動いた
ピロリロリン、ピロリロリン
僕のポケットに入っている携帯からだった、着信は今旅行中のおやっさんからだ
「はい、もしもしなにかありました?」
[ああ、信はどうなってる?大変な事になってないか?]
「え、なんで知っているんですか!?」
[いや、こっちの荷物にふーちゃんが入っていたからなぁ・・・]
「は?今なんと?」
[ま、ともかく写真送るよ]
そこで一旦通話は切れた
1分くらいしてから今度は写真が添付されたメールが送られてきた
たしかに床の上で丸まっている毛玉....ふーちゃんの姿が写っていた。ついでに
[なんか、スーツケースの中で寝ていてな。すぐに送り届けたいけどそういうわけにもいかないから一緒に旅行を楽しんでくるわー]
という文章が携帯の液晶画面に写っていた・・・
「うう・・・ハイコド、誰からだった?」
ベットの上で目を真っ赤にしながら聞いてくる
とりあえず説明しておこう
と、正直に言ったのが不味かったと少し経ってから気づく僕であった
・
・
・
「今すぐ、地球に行ってくる」
「だめだって!うぐぐ・・・」
話を聞いたとたん迎えに行く気満々になってしまった・・・
とりあえず羽交い締めにしてはいるがズルズルと引っ張られる、こういう時だけ本気出すんだから・・・
「ええい!離さんか!!!ふーちゃんが待っているんだよ!!」
「そっちこそ落ち着いて!?五月になれば戻ってくるから!」
くっ、このままじゃ家を飛び出しかねない
とそこに救世主が
「あれ、二人ともどうしたの?」
「ソラン!信を止めて!」
「う、うんいいけど」
そう言うとソランは何故か狼の姿になり、僕ごと信を押し倒して...
「うりゃ」
信の頭に噛み付いた
離れてほんの少し間を置いてからダラーと血が流れる
「ギャーーーーー!!!!」
「ちょっと!?なに噛み付いてるの!?」
「え?だってこうすれば頭に上った血が出て冷静になるかな、って」
「物理的すぎるよ!?とにかく止血しないと!」
____________
「うう、二人ともすまん・・・」
「いいよいいよ、それより落ち着いてよかった」
頭に包帯をまいた状態ではあるがとりあえず落ち着いてくれた
「それにしてもなんでおやっさんの荷物の中に入っていたんだろ・・・」
「さぁ?でも無事ってわかったんだし、待てばいいじゃない」
「うう、よかった~誘拐とかそういうのじゃなくて・・・」
また、泣きそうである・・・どこまで親・・・いや飼い主バカなのか
_________________
???、???の庭
白いロングウェーブヘアーの人物はパタンと携帯を閉じた
「とりあえずこれで◯様にも連絡はいきましたわ」
「というか、あんたいままで連絡入れてなかったんだね・・・」
携帯を閉じた人物はくるりと振り向きながらさらっと
「うっかりですわ」
と言った
ポニーテールで赤い髪の人物は手で顔を押さえて呆れている
「・・・はぁ、大丈夫かね、こんな調子で」
「あら、この傷は何だと思って?」
「・・・ホントにいいんだね、まだその傷をなくすことは出来るよ」
「いいのですわ、これで」
白い髪の人物は目をつぶる
「はぁ、背中にそんな傷があるって知ったらアイツは泣くよ、きっと」
「まぁ、私ったら罪な女ですわね」
「・・・・・はぁ」
「ため息大杉すぎですわ、幸せが逃げてしまいますよ、△△さん」
「誰のせいよ誰の、それに私はこれ以上無い幸せの塊なのでちょっとくらい平気です~」
全く、ここまでややこしい性格とは...というかここまで吸収が早いか、これなら一ヶ月で行くとこまで行くよ、この子は
「さて、続きですわ、早く早く」
「・・・・わかった、わかった!じゃ、次は・・・」
さて、あと三週間・・・頑張ってもらうよ、あの子たちのためにもね
ふーちゃんがいなくなってから9日目
「信、入るよ?」
話を聞くためとりあえず信の部屋に来てみた
「んー、いいぞー」
声からしてとりあえずいつもどおりではあるようだ
ガチャリとドアを開ける
信は火薬を調合して自作かんしゃく玉を作っていた
法律的にはだいじょうぶだよね?
「あ、あまり近づかないでな、火術が暴走してドカンなんて嫌だから、うん」
「ひ、酷っ!人を危険爆発物みたいに!」
「だれもそこまで言ってないだろ・・・」
そこでふと、部屋を見回した
信の部屋はシンプルで本棚、机、ベット、テレビ以外家具はない
・・・僕も人のことはあまり言えないが
セフィロトボウや矢が置いてある、本棚の本で一箇所出っ張っているところがあったので調べてみると本が隠されていた・・・・本のタイトルは【アンゴラウサギの飼い方】・・・
「ねぇ、信」
「なんだ?」
「ふーちゃんのこt」
そこまで言ったときバコン!と爆発音がした
思わず信の方を見ると・・・
「うえーーーーーん!!ふーちゃーーーん、どこいったのーーー!!?」
・・・どうやらNGワードだったらしい、火薬を置いていたところに突っ伏して泣いている
爆発もそうだけど、あれじゃ火薬が全滅だろう・・・・
「ねぇ信、いなくなる前に何か変わったことなかった?」
「ゔぅ・・・そんな事言われたって、いつもと変わらなかったぞ・・・ぐすっ」
「うーん・・・」
なにか原因が無いか考えているとき、事態は動いた
ピロリロリン、ピロリロリン
僕のポケットに入っている携帯からだった、着信は今旅行中のおやっさんからだ
「はい、もしもしなにかありました?」
[ああ、信はどうなってる?大変な事になってないか?]
「え、なんで知っているんですか!?」
[いや、こっちの荷物にふーちゃんが入っていたからなぁ・・・]
「は?今なんと?」
[ま、ともかく写真送るよ]
そこで一旦通話は切れた
1分くらいしてから今度は写真が添付されたメールが送られてきた
たしかに床の上で丸まっている毛玉....ふーちゃんの姿が写っていた。ついでに
[なんか、スーツケースの中で寝ていてな。すぐに送り届けたいけどそういうわけにもいかないから一緒に旅行を楽しんでくるわー]
という文章が携帯の液晶画面に写っていた・・・
「うう・・・ハイコド、誰からだった?」
ベットの上で目を真っ赤にしながら聞いてくる
とりあえず説明しておこう
と、正直に言ったのが不味かったと少し経ってから気づく僕であった
・
・
・
「今すぐ、地球に行ってくる」
「だめだって!うぐぐ・・・」
話を聞いたとたん迎えに行く気満々になってしまった・・・
とりあえず羽交い締めにしてはいるがズルズルと引っ張られる、こういう時だけ本気出すんだから・・・
「ええい!離さんか!!!ふーちゃんが待っているんだよ!!」
「そっちこそ落ち着いて!?五月になれば戻ってくるから!」
くっ、このままじゃ家を飛び出しかねない
とそこに救世主が
「あれ、二人ともどうしたの?」
「ソラン!信を止めて!」
「う、うんいいけど」
そう言うとソランは何故か狼の姿になり、僕ごと信を押し倒して...
「うりゃ」
信の頭に噛み付いた
離れてほんの少し間を置いてからダラーと血が流れる
「ギャーーーーー!!!!」
「ちょっと!?なに噛み付いてるの!?」
「え?だってこうすれば頭に上った血が出て冷静になるかな、って」
「物理的すぎるよ!?とにかく止血しないと!」
____________
「うう、二人ともすまん・・・」
「いいよいいよ、それより落ち着いてよかった」
頭に包帯をまいた状態ではあるがとりあえず落ち着いてくれた
「それにしてもなんでおやっさんの荷物の中に入っていたんだろ・・・」
「さぁ?でも無事ってわかったんだし、待てばいいじゃない」
「うう、よかった~誘拐とかそういうのじゃなくて・・・」
また、泣きそうである・・・どこまで親・・・いや飼い主バカなのか
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???、???の庭
白いロングウェーブヘアーの人物はパタンと携帯を閉じた
「とりあえずこれで◯様にも連絡はいきましたわ」
「というか、あんたいままで連絡入れてなかったんだね・・・」
携帯を閉じた人物はくるりと振り向きながらさらっと
「うっかりですわ」
と言った
ポニーテールで赤い髪の人物は手で顔を押さえて呆れている
「・・・はぁ、大丈夫かね、こんな調子で」
「あら、この傷は何だと思って?」
「・・・ホントにいいんだね、まだその傷をなくすことは出来るよ」
「いいのですわ、これで」
白い髪の人物は目をつぶる
「はぁ、背中にそんな傷があるって知ったらアイツは泣くよ、きっと」
「まぁ、私ったら罪な女ですわね」
「・・・・・はぁ」
「ため息大杉すぎですわ、幸せが逃げてしまいますよ、△△さん」
「誰のせいよ誰の、それに私はこれ以上無い幸せの塊なのでちょっとくらい平気です~」
全く、ここまでややこしい性格とは...というかここまで吸収が早いか、これなら一ヶ月で行くとこまで行くよ、この子は
「さて、続きですわ、早く早く」
「・・・・わかった、わかった!じゃ、次は・・・」
さて、あと三週間・・・頑張ってもらうよ、あの子たちのためにもね
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