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今日はソランの誕生日

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11月9日

いさり火

明日はソランの誕生日ということでハイコド達は全力で祝うため準備をしようとしていた
しかし、ソランがある提案をしたため少し状況が変わる事となった

「あ、私の誕生日パーティ簡素でいいからね」

おっしゃー!と張り切っていた3人はその言葉を聞いて数瞬固まった
だがソランは「私の誕生日パーティ費用をクリスマスに回して盛大にしてほしい」との事だった

「いいの?ソラン」

ハイコドが聞いたがソランはそっちのほうが楽しいからと答えた

「まぁ姐さんが言うならそれでいいけど・・・せめてプレゼントは受け取ってほしいな」

「そうですわ、という訳でお誕生日おめでとうございますですわ。ソラ姉様」

そう言って信と風花はソランの手に梱包された小箱を置いた

「二人ともありがとう!開けていいかな?」

どうぞどうぞと返事が来たのでさっさとお淑やかさ-100%で梱包紙を破り、箱を開けた
信から渡された箱の中にはデフォルメされた狼のガラス細工
風花からは同じくデフォルメされたうさぎのガラス細工

「アクセサリーとかよりこういう物の方がいいだろうって思ってな」

「ありがとう!信、風花!かわいいよぅ~」

ソランはそのまま自分の部屋へ走って行った
と思ったらすぐさま戻ってきた。どうやらプレゼントをおいてきたらしい

「まったくもう・・・落ち着きなよ、ソラン」

「嬉しいんだもん!落ち着けないよ!」

パタパタと尻尾が動いている、それを見るだけでどれほど嬉しいのか分かってしまう
ハイコドは少しだけ意地悪したくなってきた

「それでハイコドのプレゼントは?」

今にも飛びかかってきそうな感じでハイコドに詰め寄ってくる

「はいはい、ちゃんと渡すから・・・・誕生日おめでとう、ソラ」

「うん・・・」

ハイコドに渡されたプレゼントの梱包は静かに優しく開いている所を見て信と風花は思わず吹き出しそうになったが空気を読んで何とか耐えた

「これって・・・」

ハイコドからのプレゼントは流星のアンクレットだった

「これつけていれば、僕もちゃんと足を見るようになるでしょ?」

「もう、ばか・・・」

抱きあい始めたバカップルを見て残り二人はご飯の用意を始める
ああなったら自分たちで気づくか爆竹でも放り込まないと止まりやしない

「さーて、そこまで豪勢ではないけどとりあえず唐揚げとコーンスープとケーキを用意しました」

唐揚げは近所のスーパーで安売りしていた鶏むね肉を使って、コーンスープは近所のおばちゃんがくれたとうもろこしを使って、ケーキは商店街のすこしばかりリッチなお店の1カットケーキ1人1つずつ

さて、小さな小さなパーティーの始まりはじまり






おいしかったね
うん
そんな声が部屋から聞こえてくる

時刻は11時半
二人の時間、だけど明日は学校だからもう寝ないといけない

だから寝る前に一度だけ
お互いの名前を呼び合いながら狼二人はキスをした







所変わって北海道

「お!?マジで!?そんないいとこあるの?・・・・・ケッ!そんなボッタ料金でOKするわけねぇだろ!電話変われ!所有者と直接話す!」

緋音が何やら物事を進めようとしていた





事が動くまであと『10日』
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