×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うさぎたちの一日の行動
____________
朝、リビング隣の六帖の洋室
そこにはいくつものゲージが置かれており、中には真っ白だったり茶色だったりする毛玉が1つのゲージに1つ入っていた
そして6時頃、一斉に動き出す
もぞもぞもぞもぞもぞ
んぁー....とこれまた一斉にあくびをする
そしてゲージをカリカリと前足で掻いたり歯削り用の木をガジガジと齧り、餌を食べる
竜螺家にとってもはや目覚まし時計代わりである
この子たちはわたげうさぎ、一見毛玉にしか見えないけれどれっきとしたうさぎである
(運営さんに聞いた所、野うさぎみたいに巣穴で暮らしていて探せば見つかるレベルとか)
ここに居るうさぎは風花がお話して生きるのが大変だったり捨て子になってしまった子を集めているらしい
・・・もっとも風花以外話ができないので本当の事はわからないが
という訳でうさぎたちが騒いだり遊んでいると部屋の扉がガチャリと開く
「みんなおはようですわ~」
飼い主もといお世話係の風花が入ってきた
するとどのうさぎも飛び跳ねたり扉をかじったりする
早く風花に飛びつきたいのだ
「はいはい、まってくださいね~」
慣れた手つきでゲージの鍵を外していく
するとうさぎたちは一斉に風花の足元に飛びついてじゃれてくる
「動けませんよ~」
足元にぴったりとくっついてくるので下手に歩くと踏んでしまいかねない
そもそもなぜ風花が捨て子のうさぎを拾ってくるのかというと風花のこれまでの経歴に関係してくる
風花は物心ついた頃からわたげうさぎたちと暮らしており、自らもうさぎだと思い込んで生きていた(うさぎ形態でいたからということが最たる理由であるが)
他のうさぎたちと比べて二回り三回り大きく育った風花はわたげうさぎの里(という名の縄張りのようなもの)の用心棒をしていた。
野良パラミタ狼・・・・キャラクエに出てくるような狼からうさぎたちを守ったりして暮らしていたが引越しや移動の果てに絶対安全な場所を見つけたため風花が守る必要性も無くなり、風花も旅をすることに
その終わりが信との出会いである
(学生たちの休日7の15p参照)
そしてその時の癖・・・というか傷ついたり困っているうさぎを放っておけないという思いからうさぎ専用の休憩所とお話場になっているのだ
人に対して警戒心のあるうさぎも風花と話しているうちに人懐っこくなったり逃げ難くくなったりした
もっとも小さな子どもうさぎは風花(うさぎ形態)の大きさに泣いたりビビったりしていることもあったが・・・
とまぁ話を戻してそんなこんなでいさり火には沢山のうさぎが居るのである
____________
「御飯食べましたか?」
もふもふとわたげうさぎたちは整列し、キュ!と鳴きながら後ろ足でタンタンタンと床を叩いた
これがご飯を食べたという意思表示であり、うさぎたちに仲間意識を教える方法でもある
「それじゃ、おさんぽ行きますよ~」
そう言うと全てのうさぎの首にスカーフが巻かれているか確認し、風花も兎の姿になり外へと出た
するとうさぎたちも風花の後ろをついていきさながらうさぎのパレードと化した
中心街から離れているとはいえここはツァンダ、うさぎたちがパレードしているともなれば注目を浴びる
目的地の公園に着けば学校がおやすみの子供たちや老人とうさぎたちのふれあい場になる
そうすればうさぎたちの運動の場にもなるし、人になれることにもなる
そして勝手にうさぎを連れ去ろうとする人がいれば風花が鉄拳制裁する
「ダメですわ、勝手に連れていこうとするなんて!」
顔は糸目のままだが腕には最古の銃が装備されている
「す、すみません・・・・・・」
見た目からして20代半ばだろうか、男はつきつけられた銃に震えながら謝る
悪意があって連れていこうとしたわけでは無いと分かった風花はうさぎたちを一旦呼び集めた
「という訳でこの人についていきたい、って人居ます?」
猫の集会並の密集率、その中で風花はうさぎたちの中に男性を座らせてうさぎたちに尋ねた
うさぎたちはぴとぴとと触ったり匂いを嗅いだりする
最終的に1羽のうさぎが男性のところに行きたいと言ったため風花は男性に注意事項と1週間後に様子を見るため住所を聞いておいた
たまにこういうこともあるため風花はこのうさぎのパレードもとい散歩をしている
里親探しにもなっているのだ
「うさちゃんじゃーねー!」
「またねー!」
帰っていくうさぎたちを見送りながら子供たちが手を振っている
その様子を見ながら風花たちは家へと帰った
____________
うさぎ達のゲージも掃除が終わりうさぎたちは自分のゲージへと戻っていった
「おやすみなさいですわ~」
1羽1羽頭を撫でたり抱っこしてうさぎたちにおやすみを言っていく
そうしているうちに風花も寝る時間になってきた
-いさり火 2階 信の部屋-
信の部屋というがベットが二段ベットで上の段が信、下の段が風花となっている
・・・風花の部屋は微妙に他の部屋より狭いためこうなっている
「ん、風花おつかれ」
「信様~もふもふしてください~」
信は風花が獣人だと分かったばかりの頃は女の子に触るということでうさぎ姿の風花をもふもふすることに抵抗があったが風花が色々と無茶なことをするうちにもふもふだけはするようになった
「ほい、もふもふもふ.....」
抵抗があるといったものの実際はこの感触を忘れられず我慢できなくなったというのが正しいだろう
そんなこんなでもふもふを兼ねたブラッシングも終わり、ふたりとも寝ることにした
「信様、一緒に寝てもいいですか?」
「いいけど・・・狭いぞ」
「いいのです、ダメですか?」
上目遣いのうるうる目.....これやられて断るのは女子に興味が無いか動物嫌いのみだろう
「ぐっ・・・わかったよ、寝よう」
「わーい♪」
わかったを言い終わるが早いか風花は布団に潜った
コイツ計画犯だな・・・と信は思ったが今更戻すわけにはいかないので寝ることにした
うさぎ姿の風花は相変わらずもこもこしており肌寒くなってきたこの時期には丁度良かった
・・・もこもこって偉大
そうつぶやくながら信は風花を抱きしめながら眠っていった
おしまい
朝、リビング隣の六帖の洋室
そこにはいくつものゲージが置かれており、中には真っ白だったり茶色だったりする毛玉が1つのゲージに1つ入っていた
そして6時頃、一斉に動き出す
もぞもぞもぞもぞもぞ
んぁー....とこれまた一斉にあくびをする
そしてゲージをカリカリと前足で掻いたり歯削り用の木をガジガジと齧り、餌を食べる
竜螺家にとってもはや目覚まし時計代わりである
この子たちはわたげうさぎ、一見毛玉にしか見えないけれどれっきとしたうさぎである
(運営さんに聞いた所、野うさぎみたいに巣穴で暮らしていて探せば見つかるレベルとか)
ここに居るうさぎは風花がお話して生きるのが大変だったり捨て子になってしまった子を集めているらしい
・・・もっとも風花以外話ができないので本当の事はわからないが
という訳でうさぎたちが騒いだり遊んでいると部屋の扉がガチャリと開く
「みんなおはようですわ~」
飼い主もといお世話係の風花が入ってきた
するとどのうさぎも飛び跳ねたり扉をかじったりする
早く風花に飛びつきたいのだ
「はいはい、まってくださいね~」
慣れた手つきでゲージの鍵を外していく
するとうさぎたちは一斉に風花の足元に飛びついてじゃれてくる
「動けませんよ~」
足元にぴったりとくっついてくるので下手に歩くと踏んでしまいかねない
そもそもなぜ風花が捨て子のうさぎを拾ってくるのかというと風花のこれまでの経歴に関係してくる
風花は物心ついた頃からわたげうさぎたちと暮らしており、自らもうさぎだと思い込んで生きていた(うさぎ形態でいたからということが最たる理由であるが)
他のうさぎたちと比べて二回り三回り大きく育った風花はわたげうさぎの里(という名の縄張りのようなもの)の用心棒をしていた。
野良パラミタ狼・・・・キャラクエに出てくるような狼からうさぎたちを守ったりして暮らしていたが引越しや移動の果てに絶対安全な場所を見つけたため風花が守る必要性も無くなり、風花も旅をすることに
その終わりが信との出会いである
(学生たちの休日7の15p参照)
そしてその時の癖・・・というか傷ついたり困っているうさぎを放っておけないという思いからうさぎ専用の休憩所とお話場になっているのだ
人に対して警戒心のあるうさぎも風花と話しているうちに人懐っこくなったり逃げ難くくなったりした
もっとも小さな子どもうさぎは風花(うさぎ形態)の大きさに泣いたりビビったりしていることもあったが・・・
とまぁ話を戻してそんなこんなでいさり火には沢山のうさぎが居るのである
____________
「御飯食べましたか?」
もふもふとわたげうさぎたちは整列し、キュ!と鳴きながら後ろ足でタンタンタンと床を叩いた
これがご飯を食べたという意思表示であり、うさぎたちに仲間意識を教える方法でもある
「それじゃ、おさんぽ行きますよ~」
そう言うと全てのうさぎの首にスカーフが巻かれているか確認し、風花も兎の姿になり外へと出た
するとうさぎたちも風花の後ろをついていきさながらうさぎのパレードと化した
中心街から離れているとはいえここはツァンダ、うさぎたちがパレードしているともなれば注目を浴びる
目的地の公園に着けば学校がおやすみの子供たちや老人とうさぎたちのふれあい場になる
そうすればうさぎたちの運動の場にもなるし、人になれることにもなる
そして勝手にうさぎを連れ去ろうとする人がいれば風花が鉄拳制裁する
「ダメですわ、勝手に連れていこうとするなんて!」
顔は糸目のままだが腕には最古の銃が装備されている
「す、すみません・・・・・・」
見た目からして20代半ばだろうか、男はつきつけられた銃に震えながら謝る
悪意があって連れていこうとしたわけでは無いと分かった風花はうさぎたちを一旦呼び集めた
「という訳でこの人についていきたい、って人居ます?」
猫の集会並の密集率、その中で風花はうさぎたちの中に男性を座らせてうさぎたちに尋ねた
うさぎたちはぴとぴとと触ったり匂いを嗅いだりする
最終的に1羽のうさぎが男性のところに行きたいと言ったため風花は男性に注意事項と1週間後に様子を見るため住所を聞いておいた
たまにこういうこともあるため風花はこのうさぎのパレードもとい散歩をしている
里親探しにもなっているのだ
「うさちゃんじゃーねー!」
「またねー!」
帰っていくうさぎたちを見送りながら子供たちが手を振っている
その様子を見ながら風花たちは家へと帰った
____________
うさぎ達のゲージも掃除が終わりうさぎたちは自分のゲージへと戻っていった
「おやすみなさいですわ~」
1羽1羽頭を撫でたり抱っこしてうさぎたちにおやすみを言っていく
そうしているうちに風花も寝る時間になってきた
-いさり火 2階 信の部屋-
信の部屋というがベットが二段ベットで上の段が信、下の段が風花となっている
・・・風花の部屋は微妙に他の部屋より狭いためこうなっている
「ん、風花おつかれ」
「信様~もふもふしてください~」
信は風花が獣人だと分かったばかりの頃は女の子に触るということでうさぎ姿の風花をもふもふすることに抵抗があったが風花が色々と無茶なことをするうちにもふもふだけはするようになった
「ほい、もふもふもふ.....」
抵抗があるといったものの実際はこの感触を忘れられず我慢できなくなったというのが正しいだろう
そんなこんなでもふもふを兼ねたブラッシングも終わり、ふたりとも寝ることにした
「信様、一緒に寝てもいいですか?」
「いいけど・・・狭いぞ」
「いいのです、ダメですか?」
上目遣いのうるうる目.....これやられて断るのは女子に興味が無いか動物嫌いのみだろう
「ぐっ・・・わかったよ、寝よう」
「わーい♪」
わかったを言い終わるが早いか風花は布団に潜った
コイツ計画犯だな・・・と信は思ったが今更戻すわけにはいかないので寝ることにした
うさぎ姿の風花は相変わらずもこもこしており肌寒くなってきたこの時期には丁度良かった
・・・もこもこって偉大
そうつぶやくながら信は風花を抱きしめながら眠っていった
おしまい
PR
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment form