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カチャカチャ・・・・・
いさり火二階、作業部屋
元々空部屋ではあったのだが各個人の武装の修理やハイコドの義腕のメンテナンス室として
工具やら机やらが揃えられた
ちなみに夜はドリルやベルトサンダ、ハンマーに使用禁止、うっさいから
今回はこの部屋でのお話だ
_________________
ピンポーンとチャイムの音がなる
「ハイコドー、荷物だって!」
いつものいさり火にその日荷物が届いた
「お、届いた届いた」
「ということはようやく作れるな」
男子二人は何かを作るようだ
「・・・・・?」
「何を作るんでしょう?」
女子二人は顔を見合わせ(身長差は20cmくらいあるが)
首をかしげた
荷物を抱えたまま二人は作業部屋へさっさと行ってしまった
「なんだろね?新しい武器?」
「覗いてみましょうか」
「だね」
女子も男子を追って作業部屋へ
・
・
・
「ん?何作るかって?」
ガサゴソと届いた荷物に足りないものや保証書がちゃんとあるか等の確認をしていたハイコドにソランが聞いてみた
「うん、ずいぶん楽しそうだったから」
「まぁこれ見てもらえれば分かるかな」
そう言われて取り出したのは一枚の設計図
「これって・・・・ヘルメット?」
設計図には今までのハイコドだったら縁も縁もないようなデザイン
狼をモチーフしたであろうヘルメットだった
「そ、信の魔鎧がランクアップして外見がガラッと変わったからさ。今までみたいに兜だと見た目がおかしいでしょ?だから信に合わせたデザインでね」
「というわけで、デザインと必要材料はハイコドの知り合いの義手職人がしてくれてな、ただし作ってもらうとなるとお金が大量に持って行かれるため自分たちで。ということだ」
確かにあの鎧姿?で兜やそういうのはあわなさそうだ・・・
「コホン、というわけで今から制作に掛かりますのでよろしくお願いします」
「「はーい(ですわ)」」
折角男子二人ががんばろうとしているんだから、ということでソランと風花は部屋の外に出ることに
・
・
・
「ハイコド~どう?進んでる?」
晩ご飯の時間
ソランはハイコドと信を呼びに来た
「んっと、本体自体は向こうで作ってくれていたから・・・・組み立てだけだね僕らがするのは」
見るととりあえずそのまま被るなら十分というところまで進んでいた
「とりあえず、御飯食べよ!」
「うーい」
「うん、わかった」
そして楽しい晩御飯の時間
他愛のない話や学校であったこと、それぞれがそれぞれ最近あったことを話す。そんな時間
・
・
・
ここからは少し早送りでお伝えしよう
「うーん・・・前が見にくいなぁ・・」
「なぁハイコド、ここにモニターとカメラ付けてみたらどうだ?」
「あ、それイイね」
「はう~ソラは甘えん坊だな~」
「ハコだって変わらないよ~・・・・って!腕焼けてる!」
「うわぁ!?」
「ぎゃー!耳が入らないー!」
「A-28とG-17の部分を削るしか無い!」
「髪ってどうやって入ってるの?」
「よくある長髪の人がメットを被るときにしてる異次元マジック!」
「おいおい」
「ここの基盤どうする・・・?」
「アウトレット品で探してくるよ」
「まだ完成しないの?」
「まって・・・・ここの角度が・・・・・」
「そんなの戦闘したら壊れるから関係無し!!」
「あべし!」
「信様お疲れさまですわ~」
「ありがとう、ふえ~もふもふ・・・・」
そんなこんながありまして・・・・・・
「な、なんとか・・・完成」
「だ・・・な・・・・何日かかった?」
「どうだっけ・・・・4日か5日くらい?」
もはや〆切を数時間オーバーで何とか切り抜けた同人作家のような状態になっているハイコドと信であった
「ネムイ・・・・・」
「同感だ・・・・」
リビングのソファーでぐてっと倒れて熟睡する二人
そこに忍び寄る影が2つ
「まったく・・・・・男の子ってどうしてああいうのが好きなんだか・・・」
「いいじゃないですか、ハコ兄様もちゃんと男の子ってことなのですから」
「もう・・・こんな寝顔見たらたたき起こしてデートに行こうって気になれないわよ」
ソランはそんなことをつぶやき、風花は寝ている二人にタオルケットをかけてあげた
そんな四人を見つめるように完成したメットは机に置かれていたという
おしまい
ピンポーンとチャイムの音がなる
「ハイコドー、荷物だって!」
いつものいさり火にその日荷物が届いた
「お、届いた届いた」
「ということはようやく作れるな」
男子二人は何かを作るようだ
「・・・・・?」
「何を作るんでしょう?」
女子二人は顔を見合わせ(身長差は20cmくらいあるが)
首をかしげた
荷物を抱えたまま二人は作業部屋へさっさと行ってしまった
「なんだろね?新しい武器?」
「覗いてみましょうか」
「だね」
女子も男子を追って作業部屋へ
・
・
・
「ん?何作るかって?」
ガサゴソと届いた荷物に足りないものや保証書がちゃんとあるか等の確認をしていたハイコドにソランが聞いてみた
「うん、ずいぶん楽しそうだったから」
「まぁこれ見てもらえれば分かるかな」
そう言われて取り出したのは一枚の設計図
「これって・・・・ヘルメット?」
設計図には今までのハイコドだったら縁も縁もないようなデザイン
狼をモチーフしたであろうヘルメットだった
「そ、信の魔鎧がランクアップして外見がガラッと変わったからさ。今までみたいに兜だと見た目がおかしいでしょ?だから信に合わせたデザインでね」
「というわけで、デザインと必要材料はハイコドの知り合いの義手職人がしてくれてな、ただし作ってもらうとなるとお金が大量に持って行かれるため自分たちで。ということだ」
確かにあの鎧姿?で兜やそういうのはあわなさそうだ・・・
「コホン、というわけで今から制作に掛かりますのでよろしくお願いします」
「「はーい(ですわ)」」
折角男子二人ががんばろうとしているんだから、ということでソランと風花は部屋の外に出ることに
・
・
・
「ハイコド~どう?進んでる?」
晩ご飯の時間
ソランはハイコドと信を呼びに来た
「んっと、本体自体は向こうで作ってくれていたから・・・・組み立てだけだね僕らがするのは」
見るととりあえずそのまま被るなら十分というところまで進んでいた
「とりあえず、御飯食べよ!」
「うーい」
「うん、わかった」
そして楽しい晩御飯の時間
他愛のない話や学校であったこと、それぞれがそれぞれ最近あったことを話す。そんな時間
・
・
・
ここからは少し早送りでお伝えしよう
「うーん・・・前が見にくいなぁ・・」
「なぁハイコド、ここにモニターとカメラ付けてみたらどうだ?」
「あ、それイイね」
「はう~ソラは甘えん坊だな~」
「ハコだって変わらないよ~・・・・って!腕焼けてる!」
「うわぁ!?」
「ぎゃー!耳が入らないー!」
「A-28とG-17の部分を削るしか無い!」
「髪ってどうやって入ってるの?」
「よくある長髪の人がメットを被るときにしてる異次元マジック!」
「おいおい」
「ここの基盤どうする・・・?」
「アウトレット品で探してくるよ」
「まだ完成しないの?」
「まって・・・・ここの角度が・・・・・」
「そんなの戦闘したら壊れるから関係無し!!」
「あべし!」
「信様お疲れさまですわ~」
「ありがとう、ふえ~もふもふ・・・・」
そんなこんながありまして・・・・・・
「な、なんとか・・・完成」
「だ・・・な・・・・何日かかった?」
「どうだっけ・・・・4日か5日くらい?」
もはや〆切を数時間オーバーで何とか切り抜けた同人作家のような状態になっているハイコドと信であった
「ネムイ・・・・・」
「同感だ・・・・」
リビングのソファーでぐてっと倒れて熟睡する二人
そこに忍び寄る影が2つ
「まったく・・・・・男の子ってどうしてああいうのが好きなんだか・・・」
「いいじゃないですか、ハコ兄様もちゃんと男の子ってことなのですから」
「もう・・・こんな寝顔見たらたたき起こしてデートに行こうって気になれないわよ」
ソランはそんなことをつぶやき、風花は寝ている二人にタオルケットをかけてあげた
そんな四人を見つめるように完成したメットは机に置かれていたという
おしまい
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