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プリーストになってもう何日か経つ
なんかこの半年ナイトだったから違和感があるんだよね

そして魔法は大変だよ・・・・はぁ

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一番初めに使えるようになった魔法は火術だった
詠唱とかを覚えるのが下手な僕はルーン文字を使った魔法を覚えることにした

だけど、問題があった
僕の方法は主に手の甲に書いたり紙に〈 【ケン】のルーン文字を描いて炎をイメージする
それだけなので簡単ではあるが威力や制御に問題がある
疲れているときに使うとイメージする力も弱まり思ったように発動しづらい
そして暴発、幸い軽傷ですんだ

それからは詠唱式に変える事にした
とは言え術式を自ら組んで戦闘で扱えるレベルにする事はできないので学園の図書室で借りた本を見て真似た
蒼空学園は実は東洋魔術に関してはイルミンスールよりも優れていたりする
・・・本当デスヨ?

五行相生、五行相剋、八卦、色々試したが結局は合わず・・・
比和で術式を試しに組んで使ってみたら火柱が上がって大変なことになったりもした・・・・

というわけでしょうがなくまたルーン文字に戻ることにした
そこであることを思いついた

【ルーン文字と短い詠唱を組み合わせる】
というものだ
ルーン文字を3つ並べ、詠唱をいう
例えば 生命力・変換・炎 のルーン文字を腕に描き詠唱する
例えるなら ラーメンの麺を一から作るのではなく買ってきて麺を茹でるという風に言えばいいだろうか

ルーン文字を材料にして詠唱を作り方にする

こうすれば詠唱を一から唱えるより文は短くなるし扱いやすくなる・・・・と思う

「ふう・・・・」
日記のような書き方でノートにまとめる
人に見せるわけでもないしこうすれば書いているときの状態もこうすればわかる
落ち着いているか、興奮しているか、焦っているか
その時の自分は『まともか』

少なくとも今は大丈夫だろう
一回だけまずい本を読んで体が乗っ取られかけたことがある
しかもその時に『寿命と力を引き換える』呪文をノートに書いていたりしていた
というわけでこんな書き方なのだ

「さて、試してみるか」
今、義腕の中には3つのルーン文字を描いたパーツが入っている
火術用、回復用、補助用
スキルの一つ一つにルーンの組み合わせを用意するのではなく分類分けをして後は詠唱で変えていく

今回試すのはヒール
ルーンは精神力・変換・生命力の三つ
とは言えじぶんの手を切るわけにもいかないのでちょうどいい人は・・・
そう思い家の中をぶらりと歩く

ちょうどいい人が居た
風花が銃の手入れ中に指を切ったみたいだ
と、言うわけで試してみる
左腕から光が溢れる
だけど決してまぶしい光ではない
指の傷が塞がっていく

どうやら成功したらしい
「ハコ兄様ありがとうございます、ですわ」
そう言って風花は手入れをしに部屋に戻っていった

・・・・他のはどうかな?
試すはもしかしたら敵よりも自分に向けてのダメージが多い火術
「我が魂を糧に火を生み出せ 火術」

ボワッ!

爆発した
「あちちちちちちっちち!!!!」
あわてて義手の感覚設定をOFFにする
ルーンの配列が間違っているとするとさっきの方式は使えない
しかも走っても水場まで10秒以上はかかる
仕方がない、こういう時はっ!
「五行に宿りし八百万の神々よ、我、相克を扱う者成、火を抑える力を!火術!」

まさかの五行相克

言い終えるまでわずか2、5秒、というか五行でこれだけは上手くいく、不思議過ぎる
義手の炎をできるだけ小さくして残りは手を振って消す

義手は表面が焦げていた、これがもし生身の腕だったら・・・・・ヒールでは済まなかっただろう

義腕をスペアの腕に変えて暴発した義手をバラして原因が分かった
どうやらルーンを掘ったパーツが義手に組み込んだ際に文字が削れてしまっていたみたいだ
そこを注意して後日試したときにはとりあえず問題なく扱えた

しかし、この方法もまだ問題点はたくさんあるのでこれからも改良していこうと思う
頑張っていこう・・・・というよりルーン文字を辞書を見ないで全部正確にかけるようにしないと



こんな終わり方で大丈夫か?  おしまい
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