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ども、藍華です
なんかハイコドに薬草採取の手伝いしてくれと言われたのでその手伝いを・・・・いや、てつだってないけどね?
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7月はじめ
このころになってくると夏の気候になり太陽の光がじりじりと肌を焼く
焼きたくない方は日焼け止めを塗る
焼きたい方は遊びまわる
「あつい~そだ、薬草を取りに行こう」
「は?」
何を言い出すんだこいつはこういう日は海に行くか家でゴロゴロするに限るだろう
「いやね、この前テレビで夏に垂て運動しないと体がなまるって言うから運動ついでにね」
「私はパs・・・・!?」
断ろうとしたらワイヤークローで縛り上げられた、そして運ばれるワタシ
「いやだー!炎天下の中に行きたくないー!焼けたくないー!」
「それじゃ~レッツゴー!」
・
・
・
「こんな場所あったのか・・・・・へー」
そこは前にハイコドと姐さんが二人で話しあって私達が盗み聞きしていたところより奥
そこは木々により光が遮断され外とは思えないほど涼しかった
「んと・・・これは胃薬のか・・・・こっちはうお!?成分アルカノイド・・・毒草かい!?」
なんだか銃型HCとにらめっこしながら野草をとっていた
ワタシは見つけたわたげうさぎの子供とふれあい中・・・・風花も連れてくればよかったかな
もふもふ
「・・・・・・」
ふと気づいたらハイコドが静かになっていた
何かあったのかと思いわたげうさぎを膝から下ろしてハイコドに近づく
「どうしたんだ?」
「ん?ほら見てよかわいいよ~」
そう言われてハイコドが指さすものを見てみると・・・
ミツバチだった
小さな体で一生懸命花粉を集めている、足の部分を見るとずいぶんと大きな花粉団子が出来ていた
「おー、頑張ってるな・・・・じゃなくて、お前虫は大丈夫なのか!?」
「あぁ、あれは『虫の裏側』が苦手なのであってそういうのがない虫の一部は大丈夫だよ?」
解説を受けたら
ダメな物 カブトムシ・クワガタ・セミ・ムカデ等々
大丈夫 ミツバチ・小さい蜘蛛
らしい
そこでふと疑問
「なんで虫が嫌いなんだ?ミツバチは平気なのに」
「・・・・・・母さんが原因だよ、小さいころ見せられたんだよ・・・・・トラウマを」
「トラウマ・・・・・・どんな」
そこで溜息を深くついて
「・・・・・・・カブトとクワガタの雄同士の戦いでカブトの頭がちょんぎれるのを見せられた」
男性の方なら見たことのある人も多いだろう
カッコイイからとカブトの雄とクワガタの雄を同じ籠の中に入れると喧嘩をする
カブトの攻撃方法は主に投げ飛ばしだ、相手の体の下に角を入れて投げ飛ばす
クワガタは二本の顎で相手を掴み投げたり振り回す
クワガタからしたら投げられるだけでダメージはない、すぐにまた喧嘩ができる
しかしカブトは挟まれるのだ、固い甲羅の部分ならいいが首の柔らかいところを何度も挟まれると・・・・
首がちょん切られる
・・・・・ちなみに背後の親はそんなカブトの結末を何度も見たことがあるらしい
ハイコドはそんな光景を緋音に目の前で見せられたのだ、たまったものではない
しかも一度だけではなく2,3度
おかげでカブトを見るたびにばっつんされたカブトの目が自分を見るようでトラウマ級になったらしい
そしてカブトの裏側に似ているものは総じてだめになってしまった
「・・・・・・・ご愁傷さま」
「・・・・どうも」
なんとも反応しづらい
その状態をワタシは見たことがないがイメージ・・・・したくないな、うん
なんだか変な雰囲気になったのでワタシたちはうさぎたちと少し遊んでから家に帰ることにした
そして、ハイコドにはかわいそうだから昼寝中にセミをくっつけるとかのイタズラはしないでおこうと考えるワタシであった
おしまい
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