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久々にお馬鹿な話です
____________
あの出来事から数日後ハイコド、ソラン両名の精神面も調子も完全に戻り、二人の生活も今まで通りの日常に戻っていった
いさり火の家の近く、何時ぞやかハイコドと緋音が喧嘩した公園
そこで二人は模擬戦をしていた
コン、キン、カン、コンという木と木があたる時特有の軽い音が響いていた
「よいしょっ....っと!」
ソランが木刀を振るうたび腰まである銀色の髪がマフラーのように揺れる
ソランが使う武器は刀か自身の拳のどちらか
刀と言っても抜刀術なんて技術を持ち合わせている訳ではない
大振りで相手にわざと隙を見せて相手が攻めてきたところを刀を小さく振って少しずつ削っていく
そして振り下ろしや斬り上げ、突きで急所を攻める・・・というのがソランの戦法となっているがこれが完成形というのでは無くもっと自分に合った戦い方があれば乗り換えると考えていた
そして振り下ろされた刀をハイコドは左手の盾で受け流し、右手に持った木刀で付いていく
「おっと、っと」
ハイコドはカウンターかヒット&アウェイで何に一番近いか、というと剣闘士と言える
普通、盾と剣と言ったら利き手に盾を持ち、剣は逆の手で持つものだがハイコドにはどちらでどちらを持つかということはそこまで変わらないことだった
なぜならハイコドにとって盾は守るだけでなく殴るための武器で剣は相手を斬るだけでなく攻撃を捌く防具と考えている
盾で防いでいたかと思えばいきなり殴ってきて、剣で切ってきたかと思えば防いでくる
可変武器を使ったり特殊な魔法を使って戦う人並みに難しく、実質二種類の戦い方を瞬時に切り替えるということになる ハイコド自身完全に物にできているとは思えていない
この戦法はハイコドの母、緋音が使っていた戦法だった
・・・緋音は槍だったが
お互いがお互いの甘い所を攻めて攻撃を受けた分だけ強くなろうとする
恋人であり相棒でもある二人の特訓法
しかし、恋人だからといって手加減はしない
2時間くらい通して打ち合うため終わった頃には全身痣だらけになる
その後は回復魔法で回復してご飯を食べる時に反省会をする
その時によくケンカをする
あの時の攻め方は悪かっただのあそこはこうすればいいとか
その結果お互いにそっぽ向くけれど後で相手の部屋に行っていちゃつく
で、仲直りする
____________
夜、ハイコドの部屋
「わふー」「コロコロ・・・・わふ」
ころころと喉を鳴らしながらお互いにすりすりと頬を摺り寄せたり撫でたり
少し飽きてきたらソランが完全獣化して撫でられたりハイコドにのしかかって転がったりブラッシングしたり.....
信が言うにはこの時に部屋を覗くと部屋中にハートマークが飛び交っているから入って行ったら毒されるとの事
ソランは人の姿に戻り、寝っ転がっていて
覗き込んできているハイコドの目をじっと見る
「あれから眼の調子どう?」
と聞く
あれから・・・ニーナの遺言を聞いた時に超感覚発動時の虹彩が変化した時のことだ
数日経った今でも変化した理由というのは分かっていないのであまり使っていなかった
・・・・ビビってなどいない、はず
しかし、逆に言えば数日経っても他に変化はなかったので
「・・・大丈夫そうだからそろそろ使おうかな」
と思っていた
「それじゃ、みたいな」
とソランが言ったので
ハイコドは超感覚を発動することにした人の耳が有ったところには茶髪混じりの黒毛の狼耳になり
仙椎の辺りから耳と同じ色の狼の尻尾が生えて、右眼は青色になり左眼は黄色に変化した
そのすべてが変化し終えるまで一瞬掛かるか掛からないか
けどソランは間近でその変化を見ていて
「キレイ.....」
と呟いた
けれどハイコドからすれば今までイチャつきで可愛いとか言い合ったりすることはあったがそういうふうに言われたことはなかったのでキレイ?と聞き返した
「うん、なんというかね・・・・そう、左眼が黄水晶で右眼が蒼玉色みたい」
ソランはハイコドの後頭部に腕をまわし引き寄せる
覗き込んだ瞳に反射している自分の姿を見ながらそう言った
そのまま引き寄せてお互いの額を合わせる
特に言葉をかける訳でなくそのまま時間は過ぎていく
そして気づいたら時刻は十時半
いつも二人が寝ようとする時間になっていた
「そろそろ寝ようか」
「うん」
明日も学校に行く前の早朝トレーニングがあるので早めに寝る事にした
いそいそとハイコドは超感覚を解除して寝間着に着替える
ソランも自分の部屋に戻って寝間着に着替えることにした・・・が、着替え終わった途端戻ってきた
「・・・おやすみ、ソラ」
「おやすみなさい、ハコ」
おやすみのキスをしてハイコドは布団に潜る
部屋の証明が消され、ガチャと扉が閉まる音がする
・・・・何かが布団の中に潜ってきた
「・・・・あのーソランさん?どうかしました?」
「なぜわかった!?」
「匂いと足音と柔らかさ」
ハイコドとソランの部屋のベットは元々ダブルベットだったものを縦に分割して使用している
そのため一人で寝ていても寝返りを二回ほどすれば落ちてしまうほど狭い
そんなベットに二人も入れば密着しないといけなくなり背を向けていたとしても匂いだって柔らかい感触だって分かる
・・・・ここで言う感触というのは腕とか足です、はい
「一緒に寝ちゃダメ?」
チラッと後ろの方を向くと
少し恥ずかしそうに、ついでに布団の裾を持って口元を隠しながら、なおかつ頬を赤らめていた
完全に確信犯である
とはいえ、男子にとってまたとないイベントであることには変わりないのだがハイコドはこのイベントを何度か経験していて、そして迷っていた
今までの経験から言うとこのベットで二人一緒に寝た場合はソランに下敷きにされていたり床に落とされていたり挙句の果てには噛み付かれていたこともあった
この際ベットを元のダブルベット状態にすればいいのにというツッコミはまたいつかということで
「むー・・・いいよ、寝よ」
落とされても噛み付かれてもいいか、と思い了承する
OKされたことが嬉しかったのかソランはぴったりとくっついた
尻尾もぱたぱたと動いている
「ハコ~~♡」
「うぉぉぉ・・・・」
色々とあたるものに思わずうめき声に似た声を上げる狼クン
いつもなら自分からくっつきに行くため逆というのは新鮮だった
先ほど言った事もあり、抱きしめあうような形で寝ることになるのでハイコドはソランと向き合うように寝た
その結果、お互いの体温も鼓動も感じるほどになった
偶然と言うよりは暴走に近い形で超感覚が発動され異変が起こった
「・・・あれ?電気消したよね?」
目の前のソランの顔がはっきりと見れたのだ
ソランだけではない、部屋の全てが日中・・・とまではいかないがよく見えた
「・・・?、消えてるけど」
少しパニック状態ではあるがとにかく超感覚を解除してみる
すると普段通りの視界に
もう一度超感覚を発動するとはっきり見えた
「なーるほど・・・」
一人で納得されて、何が分かったのかも教えてくれなかったのでソランは手探りでハイコドの頬をむにーと引っ張った
「あーうー・・・・なにふるのはーそはー」
「何が分かったのか教えなさいよー」
このままでは寝ることも話すこともままならないのでハイコドは正直に話した
超感覚を発動すると夜でも普段通りに近い状態で見ることができること
おそらくは眼の変化が原因だということも
「へー・・・見えるんだ、便利だね!お姉ちゃんにありがとって言わないと」
ソランはニコニコしながら嬉しそうにそう言った
そしてハイコドはとある単語を聞き逃さなかった 「便利」
今この状況はいわばソランを目隠しにしている状態と変わらない
悪戯したくなったのはエロ狼と言われるハイコドだからか、男の性か・・・・
この男 実行に移す
____________
少し時間を戻してリビング
風花も信も寝る準備をしていた
風花はわたげうさぎたちを寝かしつけ、ピヨ達をゲージに移動させていた
今はうさぎの姿になって信にマッサージとブラッシングをしてもらっている
「それにしてもハコ兄様もソラ姉様も元気になってよかったですわ~」
「そうだなーワタシの出番あんま無かったけど」
二人はのほほんと過ごしていた
信はちょっと待てよと呟いた
今までの竜螺家のゴタゴタを思い出すと、ハイコドが腕を無くしたことを発端に竜螺親子喧嘩に今回のジーバルス家問題、ついでに言うなら自身の魂問題と色々あった
が、これらにほとんど風花が関わっていなかった
「なぁ風花、もしかして隠してる過去とか面倒な昔話とかってある?」
「いいえ~無いですわ」
「ならいいんだ」
とは言ったが実際の所
ウサギたちを守って野良狼と戦ったり無理矢理捕まえようとする人間と戦っていたが、風花にとってそれはある意味の日常だったのでほっとくことにした
再びのほほんもふもふタイム.......
ふたりともうとうとし始めた頃、二階から断末魔が聞こえてきた
「・・・・・なぁ風花」
「何でしょうか」
「行くのめんどい」
「同感ですわ」
「でも行かないといけないんだよな」
「・・・・・えぇ」
だってパートナーだもの
____________
という訳でハイコドの部屋に来たわけだが
扉を開けてビックリ
ハイコドが泡を口から噴きながら顔を真赤にした姐さんにコブラツイストをかけられていた
・・・なぜか姐さんは上の寝間着を着ていなくてブラ(黒の勝負下着?)が丸見えだった
まずワタシと風花は目をあわせて、またハイコド達を見て
でもってまた風花と目をあわせて・・・・
ハイコドたちを見て
「「セクシーダイナマイツ」」 Σd(・∇・ ) Σd(─∇─ )
なぜかハモったしサムズアップのタイミングまでぴったりだった
「見んなアホー!!!」
「あだだだだ!」
なぜかワタシだけ遠当てを浴びせられた
____________
で、落ち着いた所で話を聞けば
ハイコドが暗いところでも目が見えるようになってイタズラしようとしたのか、姐さんに『愛の言葉』を言いまくったらしい
・・・何を言われたかは聞かないでおいた
真っ赤になるところとかを間近で見られて恥ずかしくなった姐さんはハイコドにコブラツイストをかけた。
という話しらしいがどこで寝間着を脱いだのかと疑問に思い、聞こうとしたが殺気を感じたため止めておいた
それにしてもなんという能力をみにつけたんだか・・・
なんというか・・・本当にいつも通りになってよかったよ
これが竜螺家だよな・・・・うん
おしまい
____________
実は色々とイタズラされていたり
あの出来事から数日後ハイコド、ソラン両名の精神面も調子も完全に戻り、二人の生活も今まで通りの日常に戻っていった
いさり火の家の近く、何時ぞやかハイコドと緋音が喧嘩した公園
そこで二人は模擬戦をしていた
コン、キン、カン、コンという木と木があたる時特有の軽い音が響いていた
「よいしょっ....っと!」
ソランが木刀を振るうたび腰まである銀色の髪がマフラーのように揺れる
ソランが使う武器は刀か自身の拳のどちらか
刀と言っても抜刀術なんて技術を持ち合わせている訳ではない
大振りで相手にわざと隙を見せて相手が攻めてきたところを刀を小さく振って少しずつ削っていく
そして振り下ろしや斬り上げ、突きで急所を攻める・・・というのがソランの戦法となっているがこれが完成形というのでは無くもっと自分に合った戦い方があれば乗り換えると考えていた
そして振り下ろされた刀をハイコドは左手の盾で受け流し、右手に持った木刀で付いていく
「おっと、っと」
ハイコドはカウンターかヒット&アウェイで何に一番近いか、というと剣闘士と言える
普通、盾と剣と言ったら利き手に盾を持ち、剣は逆の手で持つものだがハイコドにはどちらでどちらを持つかということはそこまで変わらないことだった
なぜならハイコドにとって盾は守るだけでなく殴るための武器で剣は相手を斬るだけでなく攻撃を捌く防具と考えている
盾で防いでいたかと思えばいきなり殴ってきて、剣で切ってきたかと思えば防いでくる
可変武器を使ったり特殊な魔法を使って戦う人並みに難しく、実質二種類の戦い方を瞬時に切り替えるということになる ハイコド自身完全に物にできているとは思えていない
この戦法はハイコドの母、緋音が使っていた戦法だった
・・・緋音は槍だったが
お互いがお互いの甘い所を攻めて攻撃を受けた分だけ強くなろうとする
恋人であり相棒でもある二人の特訓法
しかし、恋人だからといって手加減はしない
2時間くらい通して打ち合うため終わった頃には全身痣だらけになる
その後は回復魔法で回復してご飯を食べる時に反省会をする
その時によくケンカをする
あの時の攻め方は悪かっただのあそこはこうすればいいとか
その結果お互いにそっぽ向くけれど後で相手の部屋に行っていちゃつく
で、仲直りする
____________
夜、ハイコドの部屋
「わふー」「コロコロ・・・・わふ」
ころころと喉を鳴らしながらお互いにすりすりと頬を摺り寄せたり撫でたり
少し飽きてきたらソランが完全獣化して撫でられたりハイコドにのしかかって転がったりブラッシングしたり.....
信が言うにはこの時に部屋を覗くと部屋中にハートマークが飛び交っているから入って行ったら毒されるとの事
ソランは人の姿に戻り、寝っ転がっていて
覗き込んできているハイコドの目をじっと見る
「あれから眼の調子どう?」
と聞く
あれから・・・ニーナの遺言を聞いた時に超感覚発動時の虹彩が変化した時のことだ
数日経った今でも変化した理由というのは分かっていないのであまり使っていなかった
・・・・ビビってなどいない、はず
しかし、逆に言えば数日経っても他に変化はなかったので
「・・・大丈夫そうだからそろそろ使おうかな」
と思っていた
「それじゃ、みたいな」
とソランが言ったので
ハイコドは超感覚を発動することにした人の耳が有ったところには茶髪混じりの黒毛の狼耳になり
仙椎の辺りから耳と同じ色の狼の尻尾が生えて、右眼は青色になり左眼は黄色に変化した
そのすべてが変化し終えるまで一瞬掛かるか掛からないか
けどソランは間近でその変化を見ていて
「キレイ.....」
と呟いた
けれどハイコドからすれば今までイチャつきで可愛いとか言い合ったりすることはあったがそういうふうに言われたことはなかったのでキレイ?と聞き返した
「うん、なんというかね・・・・そう、左眼が黄水晶で右眼が蒼玉色みたい」
ソランはハイコドの後頭部に腕をまわし引き寄せる
覗き込んだ瞳に反射している自分の姿を見ながらそう言った
そのまま引き寄せてお互いの額を合わせる
特に言葉をかける訳でなくそのまま時間は過ぎていく
そして気づいたら時刻は十時半
いつも二人が寝ようとする時間になっていた
「そろそろ寝ようか」
「うん」
明日も学校に行く前の早朝トレーニングがあるので早めに寝る事にした
いそいそとハイコドは超感覚を解除して寝間着に着替える
ソランも自分の部屋に戻って寝間着に着替えることにした・・・が、着替え終わった途端戻ってきた
「・・・おやすみ、ソラ」
「おやすみなさい、ハコ」
おやすみのキスをしてハイコドは布団に潜る
部屋の証明が消され、ガチャと扉が閉まる音がする
・・・・何かが布団の中に潜ってきた
「・・・・あのーソランさん?どうかしました?」
「なぜわかった!?」
「匂いと足音と柔らかさ」
ハイコドとソランの部屋のベットは元々ダブルベットだったものを縦に分割して使用している
そのため一人で寝ていても寝返りを二回ほどすれば落ちてしまうほど狭い
そんなベットに二人も入れば密着しないといけなくなり背を向けていたとしても匂いだって柔らかい感触だって分かる
・・・・ここで言う感触というのは腕とか足です、はい
「一緒に寝ちゃダメ?」
チラッと後ろの方を向くと
少し恥ずかしそうに、ついでに布団の裾を持って口元を隠しながら、なおかつ頬を赤らめていた
完全に確信犯である
とはいえ、男子にとってまたとないイベントであることには変わりないのだがハイコドはこのイベントを何度か経験していて、そして迷っていた
今までの経験から言うとこのベットで二人一緒に寝た場合はソランに下敷きにされていたり床に落とされていたり挙句の果てには噛み付かれていたこともあった
この際ベットを元のダブルベット状態にすればいいのにというツッコミはまたいつかということで
「むー・・・いいよ、寝よ」
落とされても噛み付かれてもいいか、と思い了承する
OKされたことが嬉しかったのかソランはぴったりとくっついた
尻尾もぱたぱたと動いている
「ハコ~~♡」
「うぉぉぉ・・・・」
色々とあたるものに思わずうめき声に似た声を上げる狼クン
いつもなら自分からくっつきに行くため逆というのは新鮮だった
先ほど言った事もあり、抱きしめあうような形で寝ることになるのでハイコドはソランと向き合うように寝た
その結果、お互いの体温も鼓動も感じるほどになった
偶然と言うよりは暴走に近い形で超感覚が発動され異変が起こった
「・・・あれ?電気消したよね?」
目の前のソランの顔がはっきりと見れたのだ
ソランだけではない、部屋の全てが日中・・・とまではいかないがよく見えた
「・・・?、消えてるけど」
少しパニック状態ではあるがとにかく超感覚を解除してみる
すると普段通りの視界に
もう一度超感覚を発動するとはっきり見えた
「なーるほど・・・」
一人で納得されて、何が分かったのかも教えてくれなかったのでソランは手探りでハイコドの頬をむにーと引っ張った
「あーうー・・・・なにふるのはーそはー」
「何が分かったのか教えなさいよー」
このままでは寝ることも話すこともままならないのでハイコドは正直に話した
超感覚を発動すると夜でも普段通りに近い状態で見ることができること
おそらくは眼の変化が原因だということも
「へー・・・見えるんだ、便利だね!お姉ちゃんにありがとって言わないと」
ソランはニコニコしながら嬉しそうにそう言った
そしてハイコドはとある単語を聞き逃さなかった 「便利」
今この状況はいわばソランを目隠しにしている状態と変わらない
悪戯したくなったのはエロ狼と言われるハイコドだからか、男の性か・・・・
この男 実行に移す
____________
少し時間を戻してリビング
風花も信も寝る準備をしていた
風花はわたげうさぎたちを寝かしつけ、ピヨ達をゲージに移動させていた
今はうさぎの姿になって信にマッサージとブラッシングをしてもらっている
「それにしてもハコ兄様もソラ姉様も元気になってよかったですわ~」
「そうだなーワタシの出番あんま無かったけど」
二人はのほほんと過ごしていた
信はちょっと待てよと呟いた
今までの竜螺家のゴタゴタを思い出すと、ハイコドが腕を無くしたことを発端に竜螺親子喧嘩に今回のジーバルス家問題、ついでに言うなら自身の魂問題と色々あった
が、これらにほとんど風花が関わっていなかった
「なぁ風花、もしかして隠してる過去とか面倒な昔話とかってある?」
「いいえ~無いですわ」
「ならいいんだ」
とは言ったが実際の所
ウサギたちを守って野良狼と戦ったり無理矢理捕まえようとする人間と戦っていたが、風花にとってそれはある意味の日常だったのでほっとくことにした
再びのほほんもふもふタイム.......
ふたりともうとうとし始めた頃、二階から断末魔が聞こえてきた
「・・・・・なぁ風花」
「何でしょうか」
「行くのめんどい」
「同感ですわ」
「でも行かないといけないんだよな」
「・・・・・えぇ」
だってパートナーだもの
____________
という訳でハイコドの部屋に来たわけだが
扉を開けてビックリ
ハイコドが泡を口から噴きながら顔を真赤にした姐さんにコブラツイストをかけられていた
・・・なぜか姐さんは上の寝間着を着ていなくてブラ(黒の勝負下着?)が丸見えだった
まずワタシと風花は目をあわせて、またハイコド達を見て
でもってまた風花と目をあわせて・・・・
ハイコドたちを見て
「「セクシーダイナマイツ」」 Σd(・∇・ ) Σd(─∇─ )
なぜかハモったしサムズアップのタイミングまでぴったりだった
「見んなアホー!!!」
「あだだだだ!」
なぜかワタシだけ遠当てを浴びせられた
____________
で、落ち着いた所で話を聞けば
ハイコドが暗いところでも目が見えるようになってイタズラしようとしたのか、姐さんに『愛の言葉』を言いまくったらしい
・・・何を言われたかは聞かないでおいた
真っ赤になるところとかを間近で見られて恥ずかしくなった姐さんはハイコドにコブラツイストをかけた。
という話しらしいがどこで寝間着を脱いだのかと疑問に思い、聞こうとしたが殺気を感じたため止めておいた
それにしてもなんという能力をみにつけたんだか・・・
なんというか・・・本当にいつも通りになってよかったよ
これが竜螺家だよな・・・・うん
おしまい
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実は色々とイタズラされていたり
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