ジーバルス家の行動日誌

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ある日メールが来た、緋音さんからだ
まさかまた小遣いやるから盗撮しろと言われるのでは・・・・と警戒しながらメールを開く
『いつぞやか渡したダンボールの中（Y：２　X：５　Z：６）を見てみろ、きっと必要な物が入っているから』

・・・・・・ちなみにダンボールとは２月ごろにハイコドと姐さんの母さんが送ってきたコスプレとか服とかがぎっちりとつめ込まれているダンボールのことだ
あまりにも箱の数が多いので積み重ねて番号をつけているのだ

というわけでもしかしたら武器とか入っているのか！　などという淡い希望を持ちながらダンボールの山と格闘すること２０分、やっと目的のダンボールを発見
部屋に持ち帰る

「さてと・・・・中身はなんだろうか」

ゴクリと喉がなる、そしてそっと開けた中身は・・・・

ケモ耳カチューシャ一式（ご丁寧に機晶エネルギー使って動かせるしっぽ付き）

・・・・・・・つけろというのか、これを
そうかそういうことか、四人の中で私だけケモ耳がないからつけろと言いたいのだな
しっぽモフモフできないからつけろと

・
・
・
数分後
「こっちの耳か・・・・うさぎは合わないな・・・・やっぱり柴犬か？」

鏡の前で色々と付け替えているワタシが居た
やばい、これ楽しい

「・・・・・」
そういえばハイコドが尻尾を前に回して抱きまくらみたくしていたよな・・・
ひょいとサモエド犬のしっぽを股に通して抱っこしてみる

・・・・もこもこして気持ちいい
なんだか眠く・・・・なって・・・・

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ただいまーっとボードの練習から帰ってきたハイコドです

・・・・？ソランと風花がカメラを持って二階に上がっていったけど

「二人ともどうしたの？」
するとソランが僕の口を手で抑えるように
「しっ！今おもしろいから静かにして！」
と小声で言ってきた

「ほら、見てみてください」
風花が手招きをする、言われたとおりに部屋の中を見てみたら
「すぅー・・・・すぅ」
信がしっぽを抱っこして寝ていた
部屋の中はケモ耳カチューシャや付けしっぽが散乱している

風花はレビテートを使って足音をたてずに色々な角度からシャッターを切っている
・・・・・・後で怒るだろうな

数時間後、予想通り風花とソランを追い掛け回す信の姿が見れた


おしまい